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2007年5月30日更新 バックナンバー ベルリンから Ｐａｒｔ２ 　留学や仕事で海外にすんでいる方にメディアを通した目ではなく、 ご自分で見たこと、聞いたことを伝えていただくコーナーです。 　第12回目は、前回に引き続きベルリンにお住まいのベルリンベアさん です。　 ソーセージとビール 　　　　 　 　　　　いたる所でソーセージを売っています。　　　　おなかが空いたら　パクッ！ 　 　ドイツといえば　ビール、ソーセージ、ジャガイモ・・・を思い浮かべる方も少なくないと思いますが、確かに、この３つは、多くのドイツ人たちの生活に欠かせないものであると感じます。 　男性に限らず、暖かい日差しの中、店のテラスに座って一人でビールを飲みながら新聞や本を読んでいる、ご婦人の姿もよく見かけます。 　ドイツには、いわゆる“地ビール”または“自家製ビール”というものが、 ５０００種類以上もあるそうです。それぞれの故郷のビールにこだわって飲んでいる人たちも、たくさんいます。 　それに、いたる所でソーセージを売っていて、いつでも気軽に、こんがり焼けたソーセージをパンに挟んで、その場でパクッと食べられます。 中には、５０ｃｍの長いソーセージもあります。仕事の合い間や、あるいは一日の労働を終えて家路につく前に、ちょっと立ち寄って、ソーセージを食べながら、軽く１杯ビールを・・・なんていう作業服姿の男性たちも多く見受けられます。 ジャガイモのサラダは“お母さんの味” 　また、ジャガイモのサラダは“お母さんの味”というくらい、それぞれの家庭独自のレシピがあるそうで、こんなエピソードを聞いたことがあります。 　ある時、子供のサッカーチームの家族で、試合の後、バーベキュー・パーティーをしたそうです。そこで、各自いろいろな物を持ち寄って、みんなで 食べましょうということだったようですが、なんと偶然にも、９人のお母さん方が、ジャガイモサラダを作って持って行ったそうです。ところが、一つとして同じものがないうえに、どれも美味しくて、それぞれの家庭の味を堪能し合ったそうです。私も、主人やドイツ人の友達に日本風のジャガイモサラダを作って出したところ、ゆでたジャガイモをつぶす、いわゆるマッシュポテトで作るサラダは、ドイツでは食べたことがないそうで、思いのほか、大好評でした。ちなみに、主人の実家では、ジャガイモサラダに、酢漬けの鰯を加えるのが常だったようで、私も今、そのレシピで作ることも多くなりました。 ベルリンは熊がシンボルマーク 様々な色に描かれた熊の人形が、街中に置かれています。 　　 　最後に、ベルリン市の紋章旗には熊の絵が描かれていて、熊はベルリンのシンボルとなっています。ベルリンという名前は、もとはベアリンだったという話を聞きました。（確認はしていませんが・・・） 　それで、街のいろいろな場所に、写真のような熊の人形が、様々な色や図柄に描かれて立っています。みやげ物の店で、たくさんの熊のぬいぐるみが目に留まるのも、そのためです。私は熊谷の出身なので、熊には縁があったのではないかと思ったりしています。 取材日：2007年4月7日／取材記者：ベルリンベアさん バックナンバー

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