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日本の夏より涼しい常夏の島 |
留学や仕事で海外にすんでいる方にメディアを通した目ではなく、ご自分で見たこと、聞いたことを伝えていただくコーナーです。
今回はジャカルタから一時帰国した象さんがお送りします。 |
「ジャカルタは雨季と乾季があるものの、日本のように四季はない」
なんてことは、誰でも知っていることでしょう。
でも、実際は、日本の“真夏”よりはジャカルタのほうが涼しいのです。 |
インドネシアではハイビスカスが バリのビーチ。こんな椰子の木が将来、
一年中咲いています。 東京で育つかも!?
日本でも色んな所に綺麗に咲いていました。
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8月15日、まさに熊谷で40.9度を記録したその前日、成田に着いて驚きました。サウナの中に到着したのかと錯覚したほどの蒸し暑さ。ムンムンとした熱気はどこからやってきていたのでしょうか。
ジャカルタでは現在高層マンションに住んでいますが、それでも室内の気温は30度、暑いなと思うと31度というのが常です。ですから、外は35度くらいなのかもしれません。今は乾季ですからだいぶ暑いと感じることも多いですが、雨季になると28度くらいです。一年中通してこのような気候ですから、ある意味すごしやすい気候だと言えると思います。
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植物園では、1個2,3百円で ドリアンの木。
ドリアンを販売しています。 上のほうにドリアンが実っているのが
熟したドリアンはなんともいえない美味しさです。 見えますか?
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数年前、真夏の東京にインドネシア人の友人がやってきたことがあります。確かそのときは30度後半くらい。それでもインドネシア人の友人は「暑い、暑い」と相当参っているようでした。
ええ、ええ、もちろん、熊谷っ子の私も今年の夏の暑さには参りました。3週間の日本滞在中、真夏(40.9度)から始まり、初秋(25度くらい)、台風(!)まで体験。夏から秋になったときには「季節の変わり目」でちょっと風邪気味になってしまいました。
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ドリアンの実は枝の途中に、ニョキッと実ります。
日本ではこんな果物、ありませんよね。
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さて、そんな暑い夏、ニュースを毎日にぎわせていたのは熱中症ではないでしょうか。
ジャカルタ生活を始めた折、インドネシア人の友人から注意されたことがあります。それは水の摂取量。
日本人はお茶とかコーヒーとかをよく飲みますが、インドネシア人は水です。それも、会社にいる間にほぼ1リットル飲みます。そのほかにランチでも300ミリリットルくらいは飲み、家でも飲んでいるはずで、2リットルくらいは少なくても飲んでいるようです。
私は会社にいる間にお茶やコーヒーとして少なくても3杯、多くても5杯です。これが少ない、と指摘されたのです。みなさんの摂取量と比べていかがですか?
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ドリアンの花。ピンクの色といい、花はかわいいですね。
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滞在中に体調を壊して膀胱炎になったとき、医者からも水分摂取方法について指導されました。お茶やコーヒーではなくて、水を飲むことが大切だととくとくと説得されました。水を飲むことで体内に入った毒素を流さなければいけないと言われました。
話が飛んでしまいましたが、この熱中症が騒がれている間、私は周りの家族や友人の水分量が気になりました。まず、水をそのままガブッと飲むことは少ないかったようです。飲むならお茶かコーヒー。そうすると、ガブガブ飲むというよりは味わって飲みますよね。必然的に水分量も少なかったような気がしました。 |
こちらもバリ。
日本の近海もこれだけ美しくなると良いですね。
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『暑いぞ、熊谷!』
来年も新記録に挑戦となるのでしょうか?
そのときは、皆さん、熱中症にならないように常夏の島の知恵を思い出してみてください。
私は台風と一緒にジャカルタへ帰ります。
それでは、また! |
バリ舞踊
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そうそう、私は日本にいるときバリ舞踊を習っていました。今回一度だけ踊る機会があり、練習不足ですけど「歓迎の踊り」を踊らせていただきました。皆さんもバリに行ったらバリ舞踊も鑑賞してくださいね。 |
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