ケルト文化圏に含まれるマン島、マン島語ではハロウィンのことを「ホプ・チュ・ネイHop-Tu-Naa」と呼びます。(マン島語は英語とは違う言語です。)
ハロウィンの日には仮装した子供たちが「トリック・オア・トリートTrick or Treat」と言いながら近所にお菓子をもらいに行く、というのはよく知られていると思います。
この「トリック・オア・トリート」、マン島では一味違います!というのも、子供たちは「ジニー・ザ・ウィッチJinnie
the Witch」というマン島語の歌を歌いながら家々を訪れ、そのご褒美にお小遣いをもらうのです。(最近はお菓子の場合も多いようですが)
残念ながら(?)我が家には来てもらえなかったのですが、遠くの方からかすかな歌声を聞くことはできました。
大人も楽しむハロウィン
ハロウィンは子供たちだけのものではありません。英国でも北米でも、大人たちも仮装してパブやクラブに遊びに行ったり、ホームパーティーをしたりします。
私も友人のホームパーティーに招待してもらったのですが、みなさん仮装が本格的。魔女はもちろん、狼男やドラキュラ、ミイラなどなど、それぞれ個性的で工夫を凝らした衣装でした。
そして、ハロウィンパーティーでおなじみのゲームといえば「ボビング・フォー・アップルズBobbing for apples」。バケツなどに水を張り、そこに浮かんでいるりんごを手は使わずに口だけで取るのです。
このような感じで大人も仮装し、飲んで、おしゃべりをして、ハロウィンを楽しみます。