今回は アドベントとクリスマスマーケットのことを ベルリンから報告したいと思います。
アドベント(Advent)とは、キリスト教においてイエス・キリストの降誕を待ち望む、クリスマス前の4回の日曜日を含む期間のことで、日本語では待降節とか降臨節といいます。つまり今年は、12月2日が第1アドベント、9日が第2、16日が第3、23日が第4アドベントとなります。
ドイツでは、4本のキャンドルを用意して、第1アドベントに1本目に火を灯し、第2アドベントには2本、第3には3本、第4には4本と、週を追うごとに灯すキャンドルを増やしていきます。大きな飾り皿に4本のキャンドルを並べて飾る場合もありますが、もみの木やヒバなどの常緑樹の枝を輪型にまとめ、4本のキャンドルを立てて花や松ぼっくり、リボンなどを飾る「アドベンツクランツ」を用意することが多いです。
またドイツでは、この時期に「シュトレン」というケーキを食べて祝うのも古くからの習慣となっています。 |