ベルリンは、今年も盛大な打ち上げ花火とともに新年の幕を開けました。ジルベスタ(大晦日)の夜、街の名所となっているブランデンブルグ門のそばに野外ステージが特設され、ポップ・ミュージックのコンサートが行われました。
そこには、サッカーW杯の時と同じように 多くの人々が詰めかけ、周辺区域では、厳重な持ち物検査や入場規制などもされるほどでした。
群集が一体となってカウントダウンをし、午前0時の時報とともに盛大に花火が打ち上げられ、大歓声をあげて新年を迎えました。
そして、毎年、大晦日の夜は、至る所でとにかく大勢の人々が小規模の打ち上げ花火やロケット花火、ねずみ花火やピストル型の爆竹などをやって楽しみます。
そのため街中に、その煙や火薬の匂いが立ち込め、恐ろしいほどの炸裂音が響き渡ります。除夜の鐘を聞きながら、おごそかな気持ちで新年を迎える日本の文化とは大きく異なると思います。 |