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2008年6月8日更新 バックナンバー ベトナム・ハノイ 　留学や仕事で海外にすんでいる方にメディアを通した目ではなく、 ご自分で見たこと、聞いたことを伝えていただくコーナーです。 　第23回目はベトナムのハノイから帰国されたともちゃんです。 プロフィール 名前・・・・・・・・・ 元住所・・・・・・・ 出身地・・・・・・・ 職業・・・・・・・・・ 在住・・・・・・・・・ ともちゃん ベトナム・ハノイ 埼玉県熊谷市 会社員 ２００５年３月〜２００８年３月 今年の3月まで、仕事でベトナムのハノイに約3年間住んでいました。どっぷり現地の生活に浸かっていたので、今日本の生活に慣れるのに奮闘しております。 ベトナムの首都は？？ ハノイの路上でよくみかける風景・青空床屋 　日本でベトナムと言うと、ホーチミン（サイゴン）が有名ですが、実は首都はハノイです。ホーチミンは商業都市、ハノイは行政、国の機関が集まった都市です。埼玉でいう「大宮と浦和」に近いものがあります。 　また東南アジアの国ですが、ハノイには日本同様、四季があるのです。しかし日本ほど寒くはなりません。最低気温が8℃くらいですね。ハノイでは気温が10℃以下の日は、小学校は休校です。もし日本なら、ほぼ毎日お休みですね。さてさて、そんなハノイの人々はどの様な暮らしをしているのでしょうか。ほんの少し、ハノイっ子の生活を覗いてみて下さい。 交通事情 　 　　　　　　　　ラッシュ時の風景　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨の日の風景 　ここベトナムではマイカーならぬ、マイバイク社会です。国民総出の巨大暴走族のようです。自動車は日本の約3倍の値で売られているので、庶民にとっての足はもっぱらHondaのバイクです。日本人を見かけると、意味もなく「Honda〜」と声を掛けてくるほど！！！ 　朝と夕方のラッシュの時間帯はバイクの渋滞。また、週末はお父さんが運転手、間に子供を挟んで、後ろにお母さんが乗り、3人乗りでのお出掛けは当たり前。金、土曜の晩は恋人たちがバイクを湖の周りに止め、バイクをベンチ代わりに愛を囁きあっております。そして極めつけは、バイクのタクシーまで。 　だけど、雨のときは？っと思いますよね。雨の日の道路は突如、テルテル坊主集団のお出ましとなるのです。みんなバイクにポンチョを常備してるので雨でもへっちゃら。バイクはベトナム人にとって欠かせない足となっているのです。 お買い物 市場 　最近、郊外に大型スーパーが出来てきたのですが、やはり食料品のお買い物は近所の市場。野菜、お肉、お魚、果物は、買い置きもしますが、ほとんどの家庭で、その日食べる物をその日買うという習慣があります。朝6時前から市場は開き、お昼前で一度終了。店主のお昼寝タイムがあり、その後、3時のおやつの時間帯から6時位まで開いています。スーパーと違い市場でのお買い物は値段表記がされていないので、値段交渉の闘いの場に。馴染みの店が出来てくると値段交渉しなくても買えるようになってきます。 　ところで市場は男子禁制の場ではないのですが、ほとんどの店主は女性。そうなんです。ベトナムは女性が良く働く国なんです。男性は女性と比べると、休憩時間が長く、日中、カフェを覗いてみると、お客さんはほぼ90%男性。昼間からビールを飲むのも日常茶飯事。こうしてベトナムの女性は強くたくましく、カカア天下の道を歩んでいく事に･･･。市場で働く女性を眺めていると、肝っ玉かあちゃんが勢揃い。 自転車で商売!? 　 　　　　　　おこわ屋さん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　揚げ物屋さん 　小中学校の周りや、おやつの時間帯になるとかならずやってくる、自転車の駄菓子屋さん、アイス屋さん、パン屋さん、などなど。自転車の荷台を使って商売をする人が大勢います。冬限定の肉まん売りや、石焼芋売り。みんな自転車をゆっくり漕いで「アイス〜アイス〜」などと歌っているので、聞きつけたら即道路へ。お客さんは子供だけかと思いきや、いやいや老若男女問わず。小腹が空いた時の救世主です。特に私のお奨めは、おこわ屋さんと、揚げ物屋さん。揚げ物屋さんはその場で揚げたてのあつあつを。おこわもおひつの様な陶器の壷に入っていてこちらも温かいものが食べられます。 買い食い天国・ハノイです。 取材記者：ともちゃん バックナンバー

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