いよいよ5月1日の開幕、中国館は完全予約制で、なかなか入れません。日本館も人気なので、夏休みに8時間待ち、日本産業館は4時間待ちでした。うちの子は猛暑の中で耐えられずに一時間待ちのスイス館を見学した後、九州の味の味千ラーメン(普段の店の値段の倍ぐらいの料金)を食べて帰りました。
オーストラリア館で一缶440元ぐらい(当時計算してみると日本円6000円相当でした)の粉ミルクを売れ行きがよくて、ミルクメーカーは大笑いしたでしょう。
ところで、上海地元の人たちの大半は混んでいるから行きませんと聞いたとき、びっくりしました。最初は外国から来た人もいて賑わったけれども、だんだん地方から来た中国人に替わってきて、万博は全世界の民衆の祭りより、中国国民の祭りだと言ったほうがもっと正確かもしれません。でも、このような全国民が娯楽できる盛大なイベントがたまにあっても、悪くないでしょう。 |