上海のデパートを覗いてみたら、ちょっと気に入るものなら、2000元以上は普通です。
熊谷駅ビル3Fでセールの時に買ったingのブーツは5千円でしたが、上海の友人に驚かれました。上海でセールの時、倍の値段でも買えないからです。中国は発展と共にインフレになり、この一ヶ月間で、砂糖や食用油や肉や卵などすべて日常用品と電気水道ガスは殆ど10%値上がりして、
物価が上がるのより、給料が上がるのが先だ、と庶民は悲鳴をあげています。香港近くの深圳の住人は、前は、ブラントを求めるために香港に行ったけれども、最近は日用品をまとめ買いに行っているそうです。
私は日本に来て18年になります。物は本当にどんどん安くなっていますが、デフレは日本経済に悪影響を与えているのを別として、日用品の値段が、ずっとそのまま保たれているので、上海の友人は羨ましがって、日本に学ぶ事が沢山あるねと感嘆の声をあげています。
日本で買い物をする時、品物と値段が一致しているから、安心できます。たとえ中国製でも。大半は日本企業が中国で作った物だからです。 |