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日本人は職人
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留学や仕事等で海外に住んでいる方、または海外出身で今、日本に住んでいる方に、ご自分で見たこと、聞いたこと、感じたことを伝えていただくコーナーです。第70回目は日本にお住まいの中国人・ホウさんがお送りします。 |
日本人は物作りに優れていて、恐らく世界一手先が器用だと思います。
そのような方たちは職人や匠と呼ばれています。
私は日本の雑貨屋が大好きで、暇つぶしの時によく寄って色々と触ったり、見たりしています。買わなくても鑑賞するだけで満足できます。
友達は日本に来た時に、いつも和風の小物を沢山購入して、お土産にしているそうです。繊細で可愛く作られて、誰もが手放さないでしょう。これは「日本人の誇りだな」とよく感心していますが、あるでき事でこの「誇り」に別な解釈もあると気が付きました。 |
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それは少し前に上海の友人ご夫妻が旅行に来た時でした。彼らは中国に進出した日系大手企業で働いています。雑談の中で日本の電気メーカの不振に触れてしまいました。
結論から言うと、日本人は物作りにこだわり過ぎてマーケーディングが下手です。人々が何を求めているか全然把握できていません。ただの自己満足に過ぎません。
かなりの辛口ですが、これから日本人はどのように世界中の人たちと向き合うのか、一つの大きな課題でしょう。 |
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