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花まつり |
寒い冬を終え、待ちに待った春がきました。あちらこちらで桜の開花のニュースを耳にしますね。
そこで今回のおばあちゃんの知恵は花祭りをご紹介します。 |
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4月8日のお釈迦様の誕生日を祝う行事のことです。
境内にいろいろな花で花御堂という小さなお堂を作り、その中に水盤の上にお釈迦様の像を置いて、竹の杓子で甘茶をかけて拝みます。 |
| 甘茶を かけるのは、お釈迦様が生まれたときに天から九頭の竜がきれいな水を吐いて産湯に使ったという伝説からきたそうです。 |
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子供のころ、友達に誘われてお寺さんへ行き、甘茶とお菓子をもらった記憶があります。甘茶ってほんとに甘くておいしいのよ。何でできているのかしら。お菓子も今のようにふんだんにある時代ではなかったから、とてもうれしかったですね。
それにお寺さんは、普段は遊びに行くところではなかったから、余計そんな気がしたのかも知れません。 |
| こんな風習も今ではあまり知られなくなってしまいましたね。子供たちに伝えてあげたいですね。 |
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甘茶はユキノシタ科の植物で山アジサイとよく似た植物です。葉を乾燥させるとフィロズルチンという物質が育成されて甘くなります。これを煮出してつかうのが甘茶です。甘味材としてもつかわれるようです。 |
| 取材日：2006年2月21日／取材記者：あきちゃん |
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