レンゲツツジが群れ咲く白樺牧場
赤城山は、榛名山や妙義山とともに、上毛三山の一つとしてその名を知られている。国定忠治でも有名だ。
外輪山は黒檜山(1828m)を主峰として、1600m前後の5つの山を連ねている。
レンゲツツジの名所、白樺牧場は、赤城道路と呼ばれる県道前橋赤城線を北上すると、頂上付近のなだらかな斜面が広がる新坂平一帯にある。
6月中旬ごろ、真っ白なシラカバが林立する牧場に、放牧された牛たちがのんびりと草を食む風情は牧歌的である。緑の牧場は自然のまま群れ咲くレンゲツツジとのコントラストが美しく、絵画を見るようだ。 |
レンゲツツジの群生と点在するズミ
レンゲツツジの株数は、白樺牧場を中心に10万株を超すといわれている。約95fにわたって、一斉に咲き誇る光景は圧巻である。
赤城山は典型的なコニーデ型二重複式火山で、前橋市から仰ぎ見る円錐形の姿が最も美しいといわれている。山頂から裾野にかけて、ブナ、クリ、ミズナラ、シラカバ、カエデなどの広葉樹が生い茂っている。現在、県立公園に指定されている山岳公園。
赤城の自然は、四季折々にすばらしい景色を見せてくれる。山の斜面が赤く燃え上がる初夏のツツジ。広葉樹の美しい紅葉。樹氷に輝く冬のカラマツ林。
四季を通じて訪れる人は非常に多い。 |
所在地:富士見村赤城山
問合せ:富士見村企画財務課 Tel 027・288・2211
交 通:JR両毛線前橋駅から関越交通バス赤城ビジターセンター行き
約60分、新坂平下車/P有り |
沼の周囲を走る木道沿いに咲くレンゲツツジ
小尾瀬と呼ばれる覚満淵は、一周1`の湿原。規模からみると尾瀬とは比較にならないが、四季を通じての景観はひけをとらない。6月になると湖面の周りはレンゲツツジの花盛りとなる
県立ビジターセンターの駐車場から県道を横断するとすぐ覚満淵の入口。中に入って5分ほど歩くと木道がある。右方向へ歩いて行くと、間もなく散策路となり、この辺りから湖面の周辺を赤黄色に染め上げるレンゲツツジの群生が広がる。
花の季節が終わると秋。赤一色に染まる紅葉の眺めも素晴らしい。冬は湖面が凍結し、良質のスケートリンクになる。 |
所在地:富士見村赤城山
問合せ:富士見村企画財政課 Tel 027・288・2211
交 通:JR両毛線前橋駅から関越交通バス赤城ビジターセンター行き
約75分、ビジターセンター下車/P有り |
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