花の撮影情報をお届けしてきました『花紀行』ですが、今回から、風景や季節の撮影場所情報を織り交ぜてお送りする『おりおり写真紀行』へ移行します。 |
今年の元旦、十年ぶりに写友のSさんと初日の出を撮影に行った。朝4時に起床。Sさんの車で熊谷の自宅を出発。通常ならば一時間はかからないで行ける筈。ところが、暗い中、二人とも道に疎くなっているのと、新しい道路が出来て、さらに新しい住宅団地も出現、すっかり街の様子が変わっている。道に迷ったが、どうにか日の出前には間に合った。
渡良瀬遊水地の様子もだいぶ変わっていた。以前に見かけた絵になる美しい樹木も消えていた。葦原が池に変わっているところもある。通行止めになった道路もあって、自由に域内を自動車で見て回ることは出来なくなっている。
朝霧の出る中堤に行ってみたが、霧は無く澄み切った葦原が見渡せた。
足元の草には霜が真っ白。西には満月が残っている。バルーンも飛んできた。
昇ってきた初日の出。快晴のためギラギラ光る勢いのよい太陽。
今年の日本の景気も初日の出の勢いに乗り移って貰いたい。 |
日の出前の満月 凍てついた水面に月光が映える
日の出寸前の空が赤く染まる
初日の出が昇る
初日の出を拝むバルーン
西側の林は朝日に赤く染まる
池の対岸、葦原も朝日に染まる
リタイア後、数年間、渡良瀬遊水地を撮り続けたことがある。朝霧の風景は素晴らしく、いつの間にか虜になってしまったものである。当時撮影した写真の一部を掲載してみる。 |
朝霧に光跡が映った不思議な風景
真っ赤に染まった朝焼けの空と川面
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