赤城自然園は、赤城山西麓にある。標高600m〜700mの緩やかな斜面に約120haの広大な面積(一般開放エリアは60ha)の自然公園。園内には、赤城山周辺に生息する動植物が包含されている。約30年前から、将来に向って美しい自然を残す大事業が行われてきた。ここでは自然のいとなみが調和して、かけがえのない自然環境が守られている。園内は、セゾンガーデン、四季の森、自然生態園の3エリアに分かれている。今回は時間的制約からセゾンガーデンと四季の森の一部エリアまでの撮影で終わった。一番の目玉はレンゲショウマ、他にもオトコエシ、ミソハギ、コバギボウシ、マツカゼソウ、コオニユリ、カクトラノオなども観賞できた。カルチャーの生徒さんたちは、再度、四季折々の花たちを撮影してみたいと意気込んでいた。それほど魅力的な赤城自然園なのである。
以前、取材のために四季を通じて撮影してきたが、こんなに豊かな自然の生態系を大事に守っている公園は他には無く、ネイチャー写真を撮影する者にとっては貴重なスポットである。 |