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西田昌稔さん
2013年12月8日更新 →バックナンバー

今回のテーマ

第73号 平林寺・喜多院の紅葉



 11月26日(火)、フラワーフォトクラブ「とんぼ」主催の撮影バスツアーを催行。昨夜来の雨も止み、快晴の撮影日和に恵まれる。写真愛好家27名が参加。紅葉の名所として名高い新座市の平林寺、川越市の喜多院を巡る。

関東の古刹、燃えるような紅葉の平林寺
 平林寺は10年前、わたしの著書「花散歩 埼玉を歩く」で梅林を紹介している。境内全体で2万本以上あると言われているモミジ。緋色に彩られる美しさに撮影バスツアーの一行は皆酔いしれる。
 本堂裏手の武蔵野の面影を残す手つかずの林は国の天然記念物に指定されている。イロハモミジや、ヤマモミジ、コナラなどの彩りが楽しめる。

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徳川家ゆかりの喜多院
 川越大師喜多院は、平安時代、慈覚大師円仁により創建され、江戸時代には天海僧正が住職を勤め親交があった徳川家康公も訪れた寺院と伝えられている。
 喜多院の紅葉山庭園は、江戸城紅葉山を真似て造られたと言われている。慈恵堂(本堂)に繋がる渡り廊下から眺める紅葉は手入れが行き届いているため、ことのほか美しい。建物とのバランス美も見所の一つと言われているが、耐震工事中で残念ながら面影を見るに止められた。

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取材記者:西田昌稔

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