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2006年5月3日更新
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第9回 めぬまアグリパークと
フラワーショップを訪ねて
公園や家庭の庭の草花が、春を待ち焦がれたように、開花が始まりました。園芸店の店頭も花盛り。ガーデニングが楽しくなる季節になりました。
今回は、「道の駅めぬま」(
熊谷市弥籐吾720
、048−567−1212)に併設されている「めぬまアグリパーク」と女性の皆さんが経営している(有)メロードを訪問しました。
めぬまアグリパークの花壇
国道407号線沿いに立つ「道の駅めぬま」に併設された「めぬまアグリパーク」は、公園部分と地域振興を目的にした「めぬぱる」で構成されています。
公園部は、ばらやハーブを中心のフラワーパークで、ばらの公園として人気があります。今の時期は、ビオラ、ムスカリなどの花々が植えられ、カラーコーディネイトも素敵な花壇となっています。この後は、ばらが開花を待っています。
「めぬぱる」は、フラワーショップ、物産コーナー、レストランがあり、これらの運営を任されているが「(有)メロード」(048−567−1187)です。
また、めぬぱるの2階には荻野吟子をはじめとした各部門の日本女性第1号の人達のパネルが展示されているギャラリーがあります。
フラワーショップ室内
今回はフラワーショップを中心に紹介します。
「道の駅めぬま」のオープン以来、「めぬぱる」の運営に関わり、現在は(有)メロードの代表である大峠さんに、お話をお聞きしました。
フラワーショップ屋外
「花の販売事情は、厳しいですね。大型店の動きに左右されるのですよ。たちまち値崩れを起こし、こうした小さな店舗は、仕入れ価格を割ってしまうので、価格競争ではなくて、付加価値を付けての販売に努力しています。」
確かに大型店舗の草花コーナーは、売り場面積も大きくなっています。
「今心配していることは、市場優先なのか、四季おりおりの花が順番に出てくるのではなく、夏に冬の花が出てきてしまうのです。季節がなくなっています。そのために、花が環境についていけずに枯れてしまうケースがあるのです。」
市場優先に生産者も消費者も振り回されいることに、心配顔でした。草花を消耗品のように使い捨てるやり方は、私も賛成できません。
寄せ植え作業中の大峠さん
「価格競争ではなく、付加価値を高めての運営をしたいと思っています。それぞれの花の育て方のアドバイスや相談に応じるようにしています。そして、ガーデンニング教室を開催しています。花を育てる楽しみを学んでいただきたいと思っています。」
教室や講習会の案内は、市報くまがやに載りますので、参加してみてはいかがでしょうか。「上級者の皆さんの要望に応えてつくりました園芸クラブ「花音クラブ」は充実してきています。しかし、現在は会場に限りがあって、新規の受け入れができないのが残念です。また、出張講座も行っていますので、お声掛け下さい。」
草花が好きな方、ガーデニングに関心を持たれている方は、一度訪れてみてはいかがでしょう。得るものがあります。
なお、(有)メロードは、第1回さいたま輝き荻野吟子賞を受賞しています。女性のアイデアを生かした商品開発、優良な経営実績が地域の活性化に大きく貢献したことが評価されたものです。
取材日:2006年4月16日/取材記者:ミノくん
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