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第34回 待ち遠しい春 |
1月、2月と寒い日が続きました。流石にガーデニング好きの皆さんも、野外作業は大変でしたでしょう。
前号にばらの冬剪定の記事では、この寒さの中での剪定や誘引作業を行ったことと思われます。 その成果は、3月に入りますと徐々に現れます。
3月に入りますと、庭の土の表面が変わり出します。点々と緑に彩られ始めます。待っていた春の庭を、今回は取上げました。 |
ばらの新芽 |
冬剪定と肥料をいれたばらは、3月に入りますと枝の芽が動き出し、中旬過ぎには新葉がでます。冬の動かない枝々が、一気に活動をし出し、たちまちアブラムシなども現れてきます。 |
ねこやなぎ |
触りたくなるような、ふわふわの毛におおわれた花を付けます。猫の尻尾に似ているから、ねこやなぎです。花の芽が膨らみ始めると、先端が北の方を向くようになるため、春には磁石がわりになるらしいですね。 |
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スイセン |
冬から早春にかけて開花し、花の少ない季節の花壇を彩ります。日本の気候と相性が良いのでしょうか、植え放しでも勝手に増えていきます。ただし、植え付けが浅すぎると花が咲かなくなります。夏場に地中の球根に適した環境を維持するために、他の草花で覆ってしまうと良いでしょう。
12月後半からニホンスイセン、2月後半からラッパスイセンと続きます。 |
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クリスマスローズ |
「クリスマスローズ」は、クリスマスの時期に咲く、バラ(ローズ)に似た花、ということから命名されました。この時期に咲くものはオリエンタリスという種類。キリスト教の四旬節(レント)の頃に咲くので‘レンテンローズ’と呼ばれます。日本では一般的に、まとめてクリスマスローズと呼ばれています。クリスマスの頃に咲くものは原種をさしています。
*四旬節(レント) リンク先:ウイキペディア |
クレマチス(早咲き) |
クレマチスは初夏の花ですが、3月に強い香りを漂わす早咲きの種類があります。棚で仕立てると芳香に包まれます。写真はアーマンデーという品種です。純白の花を付け、開花期3〜4月。樹高4〜5mに達する大型種で常緑です。
最近はバラと組み合わせてオベリスクやアーチに絡めたり、ワイヤーで誘引し壁面を這わせる仕立て方が人気です。 |
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