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第55回 もぐらと共存 |
子供の頃、「とうかんや〜、とうかんや〜」と言いながら、稲わらを固く束ねたわら筒を、地面に叩きつけて遊ぶ行事がありました。2月10日に作物の収穫を祈って行われた行事ですが、モグラの駆除も考えられたと言われています。とうかんやは「十日夜」のことです。
今回はモグラのことです。モグラはミミズや昆虫の幼虫を主な食べ物にしています。モグラがいる庭は有機質土壌と褒められますが、その被害は大変。球根類は掘り起こされ、バラなどは気が付かないうちに、地中に空洞がでできて水不足になって枯れてしまいます。
その対策は・・・・? |
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もぐら捕獲器
もぐら捕獲器はいろいろな商品が出ています。
必ず捕獲できるものは少ないのです。
その理由は設置場所を決めることが難しいのです。
風車の取り付け
音に敏感な生き物です。とうかんやの行事も音で脅して追いやる方法です。
風車のカラカラ回る音を地中に伝える装置です。(モグラは慣れてしまいます)
花壇内に侵入防止策
地表から30センチほどの深さで活動しています。
花壇内にネットを敷きこみました。作業が大変。効果はあります。
モグラの侵入は防いでいます。 |
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