第76回　ちょっとした工夫

　全国各地でさまざまな、美しい景観づくりが、取り組みが行われてきました。古い町並みを壊し、新しく作り変えた地域、古い町並みを保存し活用した地域がありました。成功した事例は数が少なく、景観づくりの難しさを教えています。
　今回長野県奈良井宿に、久し振りに立ち寄る機会がありましたので、
宿を歩きながら景観づくりを考えました。

奈良井宿の街並み

奈良井宿は昭和４０年代から街並み保存活動に取り組み、
昭和53年に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定さ、
以来手づくり郷土賞、花の観光地づくり大賞など数々の賞を受けています。

ガーデン＆ガーデニング　ちょっとした工夫

もてなしの心

美しい景観は、その地域全体で取り組まないと出来上がりません。
景観を壊す醜い看板や幟旗、更にセンスの悪い飾りつけなど、あちこちで見かけます。
そこには来訪者を迎えるもてなしの心が無いことから生まれます。　
　ここでは、軒下の水盤にもてなしの心を感じました。

ガーデン＆ガーデニング　ちょっとした工夫

その地域に育つ花を活かす

豪華な花を飾る必要はありません。
その地域で育っている季節の草花を飾ることが、その景観にマッチします。

ガーデン＆ガーデニング　ちょっとした工夫

センスの良さ

草花の鉢物なども、ちょっとした工夫で、飾られた場所を何倍も魅力的にします。
センスの良さが光ります。

取材日：2011年11月／取材記者：ミノくん

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第76回 ちょっとした工夫

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