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くまがやねっと ガーデン&ガーデニング
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2012年5月31日更新 →バックナンバー

くまがやねっと ガーデン&ガーデニング

最終回
長い間、ありがとうございました。



 第1回『ガーデン・ガーデニング』の記事が2005年10月にアップされました。
 第2の人生をどう過ごそうかと思案中に、くまがやねっとの通信員募集の記事に出会い、早速申し込みました。それが2005年の8月でした。
 それから、くまがや館の担当者と記事のタイトル、ニックネーム、似顔絵を相談し決定しました。趣味が『庭づくり』でしたので、内容は庭づくりや園芸に関するものとし、ガーデンシティに憧れていましたから提案型の記事も書ければと意気込んでいました。
 ニックネームは名前の『稔』からとって『ミノくん』に、似顔絵は若々しいイケメンになっていました。
 以来、素人通信員を7年間続けてきました。
 今までの記事を再読すると削除したくなるものも多く、テーマが決まらず同じような記事でごまかしたりのお粗末なものでした。
 今回を最終回の記事にしようと思いましたのは、ばらの記事で始まり、ばらの記事で終えたいと考えたからです。
 7年前を振り返りながら、最終回の記事を書きました。

●イングリッシュローズに魅せられる。
 10年前(2002年)の私の庭の写真があります。中心に芝生がありその周りを花壇。花壇にはハーブやバラを配置など考えず植え込みました。この頃のバラは、ハイブリットローズが中心でした。

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2002年5月の庭

 通信員になった2005年の5月に開催された第7回『国際バラとガーデニングショー』の目玉は、イギリスのバラ育種家『デビット・オースティン』のイングリッシュローズでした。会場のモデルガーデンを見てから、イングリッシュローズに魅せられ、このバラこそ自分の庭づくりの主役になると、すっかりかぶれてしまいました。(第1回の記事)
 この会場でイングリッシュローズが庭の主役になる素材であると確信し、乗用車の後部座席に購入した鉢を押し込みました。

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イングリッシュローズの鉢物

●庭づくりの貴重な素材
 私の庭は、レンガをほとんど使用していません。花壇周りは『タフステーンストーン』という園芸用石材です。日本の大谷石に似ています。
 この石との出会いが、私の庭づくりを大きく変えることになました。

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タフステーストーンを使用しての花壇作り(2003年撮影)

●庭づくりは続く
 私個人の庭づくりは、16年目に入りました。イギリス人が信じている『園芸は芸術なり』を私も信じています。一定の限られた土地に立体的絵画を創作するといえます。ただ、絵画と異なり、つくった作品は日々変化していくことです。ですから作品が完成することがないともいえます。
 当初松、槙、柘植などを主体の和風の庭づくりは、素人には無理と思っていました。憧れのイングリッシュガーデンはできるのではと、大きな勘違いをしてしました。庭づくりの基礎は同じでした。
 つくろうとする庭の環境条件の把握が、その後の作業に大きく影響を及ぼします。例えば、イギリスから輸入されたバラ苗が、ここ熊谷でイギリスと同じように育たないことです。無理をすると結局枯らすことになったり、病害虫防除のための薬剤散布が多くなってしまいます。
 残念なのは『ガーデン・ガーデニング』の記事に、庭づくりの楽しみや苦労話を継続的に載せることができませんでした。美しく咲いた花の写真は用意できますが、花達に癒される家族の写真は使えません。夏草の除草のために這いつくばっている姿も写真になりません。公開する記事の難しさですか。

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2003〜2004年の花壇作り

●今年(2012年)の5月の庭
 ゴールデンウイークから天候不順で、ハラハラどきどきの毎日でした。最高に条件が整った日数は僅かです。特に風は大敵で、私の庭はまともに風を受ける場所が多く、風の被害には毎年泣かされます。しかし、これも環境条件の一つですから、受け入れなければなりません。
 イングリッシュローズは風だけではなく、雨にも弱く、花が開ききれずに傷むものも多く多くあります。
 今年も感動のできた時間は僅かでした。その感動の瞬間を伝えられるかどうか分かりませんが、写真を用意しました。

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●今後の目標
 前段で書きましたとおり、庭づくりに終りはありません。これからは日本庭園の魅力を探りながら、つくり手の個性が光る庭を目指したいと考えています。
 機会がありましたら、新たな視点からの庭づくりを記事に書いてみたいと思っています。
 7年間、このコーナーを訪問された方に厚く御礼申し上げます。
 なお、このコーナーの内容についてご関心をお持ちの方は下記にご連絡をいただければお答えいたします。
 ・逸見 稔 メールアドレス:youkousou2004@hotmail.com



取材日:2012年5月/取材記者:ミノくん



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