道路側の垣根を低く刈り込み、道行く人たちに奥の庭が見渡せて 「小さな草木にホッと心安らぐような空間を提供できれば」と考え、手入れを行っています。
道路からの我が家
道から10m程奥に門扉があり、曲がりくねった飛び石の左側には早春に花咲く『マンサク・ミツバツツジ・サンシュユ』が出迎えます。
門扉から玄関へのアプローチ
サンシュユの足元には、ニホンサクラソウが咲きその中に道祖神(夫婦像)が「ようこそ」と微笑みを浮かべております。
道祖神(夫婦像)が出迎え
飛び石から石楠花の小道を行くと「アケビの棚」につながり、そこでも小休止することができます。(アケビの新芽は「山の芽」という山菜、ビールのつまみとなる大人の味です。)
アケビの棚(アケビの新芽は「山ノ芽」という山菜)
右側は芝生が広がり、真ん中に「ハクレン・モミジ」が両手を広げ、脇の石テーブルで午後の紅茶が楽しめます。
石のテーブルで午後の紅茶を楽しむ
春先に伺った時に比べると緑いっぱいというのが第一印象です。お宅の中から庭を眺めると森の中にいるようです。特に道路から玄関までのアプローチが工夫されており、そこに色とりどりの草木や花が植栽されており、とてもバランスの良い庭です。庭の一角でアケビなどの芽や実を楽しんだり、菜園など楽しんだりするなど悠々自適な生活を送っているようです。
特に道路から門扉前までの10mほどのラティス、煉瓦の門扉、煉瓦張りの家の壁面など色合いを統一した一体感ある庭づくりはさすがであると感心しました。庭づくりに生かしていきたいと思います。 |