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心癒される庭
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『第7回 オープンガーデン花友遊くまがや2013』(4月20日・21日、5月18日・19日)は成功裡に終わりました。
市内外及び県外からもたくさんの皆様方にお越し頂きましてありがとうございました。5月はバラの咲き具合もベストでオープンガーデンを十分に満喫することができたのではないでしょうか。
訪問された方々から頂いたアドバイスやご助言は今後のガーデンづくりの励みにしていきたいと考えております。
今月はオープンガーデン花友遊くまがや、加藤gardenを紹介します。 |
道路から門に入ると、広い空間が広がっています。冑山古墳(県指定の円墳)を借景とした広い庭が目に入ります。庭には芝生が敷かれ、パーゴラやフエンスのバラ、緑の森が訪問する皆様を出迎えてくれます。まずはゆっくりと古墳の森と庭の緑を楽しみながら深呼吸してみましょう。そして、耳を澄ますと鶯や小鳥の鳴き声が聞こえてきますよ。 |
兜山古墳の森と庭の緑を楽しんで!! |
門の左手には、古井戸がありその手前の小さな空間にこぼれ種から出たニゲラが群生しています。自然に密集して見事な景をつくっています。その背景にはみなさんの大好きなピエール・ド・ロンサールがさりげなく咲いており、心を癒す一空間を担っています。二ゲラの素晴らしさを実感しました。 |
こぼれ種の二ゲラ群生 |
煉瓦造りのメイン花壇には、コンプリカータ、アイスバーグ、ピエール・ド・ロンサールなどを背景に、アリウム、ベニバナアマレット、ニゲラ、ワスレナグサ、パンジー、ギリア・レプタンサなどの草花が彩りを添えています。バラの下にはアストランテア、ゲラニウム、ブラックバロウなど宿根草が咲いています。手前のヒメサボンソウはみごとです。 |
煉瓦造りのメイン花壇の草花たち |
バイオレットの絡むパーゴラをくぐると白いカゼボのある芝の庭になっています。日当たりのよい場所にはバラを中心に配置し、宿根草、草花などを四季折々楽しめるように植栽しています。雑木で作った人形やフクロウを置いて楽しい庭になっています。 |
バイオレットの絡むパーゴラ |
白いカゼボのある芝の庭を2階から撮ってみました。左手上の赤い葉のもみじの大木には、メキシカンハンモックが取り付けてありました。特に子供たちには人気で、長い時間楽しく遊んで行ったようです。ハンモックは花を見ながら、大人も結構楽しめるのではないでしょうか。 |
ガゼボとハンモックのあるバラの庭 |
バラの庭(玄関)から和風の庭へのアプローチのです。昨年手づくりした赤と白のかわいい三角屋根の小屋が庭のアクセントになっています。このアプローチの右手には7、8種類のユーボルビアが咲いています。少し特徴ある花で足を止めて見る方が多いそうです。このアーチにはハニーサックルやクレマチスなども絡んでいます。 |
玄関からバラのアーチ、小屋を望む |
今年の加藤gardenはバラの庭が一段と充実してきています。随所に人形やふくろう、古瓦などの手づくりオブジェが置かれ、遊び心ある楽しい庭づくりをしているなと実感しました。
緑陰を吹き抜けるさわやかな風、手入れの行き届いた広い芝生、時折鳴く鶯や小鳥の声など短い時間の中でも心癒される庭でした。 |
(写真提供 熊谷市冑山97 加藤 劭・みち子様宅の庭) |
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