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ローズガーデン
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4月及び5月に各地区で開催されていたオープンガーデンが終了いたしました。深緑の美しい季節でありますが、この時期は夏、秋のガーデンを飾る草花たちを育てる時期でもあります。「こうしようかな」「こうしたい」とイメージを膨らませながら、ガーデンづくりを楽しまれているのではないかと思います。
今月はオープンガーデン花友遊くまがや 井田gardenを紹介します。 |
井田gardenは300種ほどのバラが植えられたローズガーデンです。
バラ歴は17〜18年とご夫婦共にバラが大好きです。庭全体がバラの海といった感じで、その美しさに圧倒されたというのが第一印象です。
それでは、まず、春のガーデンの様子を紹介しましょう。
この写真は門を入った左手の花壇です。訪れる皆様方を迎えるウエルカムガーデンの一つでチューリップ、パンジー、ノースポールなど色とりどりの草花が植えられています。昨年、リニューアルした手づくりの花壇です。背面にはバラを絡ませる白い板塀が新設してありばらが絡んでいました。とても器用で上手にできていると感心しました。 |
4月のウエルカムガーデン |
5月、バラのシーズンの到来、丹精込めて育てたバラたちの競演が始まります。門を入った正面にWelcomeのアイアンが設置されてあり、ローズガーデンへと導きます。オレンジピンクにペイントした壁が手前の花壇の草花や両隣のバラを一層引き立てています。 |
バラのシーズンの到来 |
バラの回廊へと入ってみましょう。随所におしゃれな鉢や寄せ植えがセンス良く置かれています。
奥にはテーブルとイスが置かれておりバラの香り漂う、バラの海の中でお茶を飲みながらの花談義はなんと楽しいことでしょう。井田garden一番のビューポイントです。また、回廊から続く15mほどの東側通路の壁面はバラで埋め尽くされておりバラの香りと花数の多さに圧倒されます。 |
庭一番のビューポイント |
Garden中央にもパラソルのある憩いの場があります。そのあたりには鉢植えのバラが整然と置かれ、通路を設け見やすくなっています。
建物側には、真っ赤なハンザが軒先まで枝を伸ばし、一際目を引きました。訪れた方の写真ポイントにもなっているそうです。西壁面には、コーネリア、バイオレット、カーデイナルトリシュリーなどを絡ませたバラの壁がきれいでした。 |
garden中央の憩いの場 |
素敵なオーナメントがバラを引き立ている小さなバラの花園です。
左のオベリスクにはプリンセスミチコと薄いピンクのシュパリスホープが、右のオベリスクにはスペクトラとマダムピエールオジェが絡めてあります。どちらも2種類のバラがバランスよく誘引されており、オーナメントと併せて庭の一角に存在感を醸し出しています。 |
素敵なオーナメントのある小さなバラの花園 |
小さなバラの花園は、花が終わり、葉を落とした冬には、どのように誘引されているのでしょうか。左右のオベリスクには、それぞれ2種類のバラが交差するように丁寧に誘引され竹篭のようです。奥のフエンスも細かく誘引しています。12月から1月にかけて、延べ30日位はかかるとお聞きし、すごく根気のいる作業であると驚いています。 |
見事に誘引され、春を待つバラたち |
誘引の仕方、手造りの板塀・壁面づくり、病気の予防策などたいへん参考になりました。特にバラのお話を聞く中で本当にバラが好きだと実感しました。
これからもより一層バラのある生活をご夫婦で楽しんでください。 |
(写真提供 熊谷市弥藤吾203-1 井田 賢治・とし子様宅の庭) |
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