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吉沢明さん
デジタルアート 写真から絵 |
吉沢明さん |
吉沢明さん(54歳)は生まれも育ちも伊勢崎市三光町です。写真家だった父親の影響を受け、中学生の頃から写真をはじめました。アマチュアとして最後の区切りに50歳の時に個展を開き、それから全国美術公募展「三軌展」で3年連続入選。その時の作品をO美術館館長の長谷川栄さんに認められプロに転身しました。 |
赤い髪の女 |
頭の中で絵は浮かぶが、手では描けないという吉沢さん。それをパソコンを使い描けるようになったのです。デジカメやカメラで撮影したものをスキャナーで読込、フォトショップで仕上げます。“写真を描く”というイメージだそうです。撮影した時の季節や時代を変え、自分の世界に作り上げていきます。 |
「作品は最初からイメージがあるのではなく、作りながらできていきます。2度と同じものはできない。作品は出会い。」とおっしゃっていました。何十枚という写真の中から気に入ったもののみピックアップします。写真としていいなと思ったものしか作品として成功しないそうです。 |
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写真のコツは“待つ”こと。撮りたい場所を決め、その場に理想の状況が揃うのを待つ。これが吉沢さんのスタイルです。
アドバイスを伺うと、「いかに自分の個性を大事にするか」「人並みの生活をしていたら人並みの作品しかできない」「貧乏を悪いことと思わない」「お金をかけるだけ上達する」など、自分の芸術人生を振り返りながら、話してくれました。 |
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これからの夢は「夢は大きく、最終的にはパリ・ニューヨークで挑戦したい」と吉沢さん。この夢を人に話すと必ずと言っていいほど笑われるそうです。しかし、夢を実現するためにはバカにされたり、屈辱を受けることが夢実現への活力になるのだそうです。 |
2002〜2004年・・・ 全国美術公募展「三軌展」3年連続入選
(2004年は「心閉ざす女」が日本カメラ賞で会友に推挙)
2004年・・・・・・・・・ヴェネチア国際芸術協会名誉作家に認定
2004年・・・・・・・・・第3回ABC展 同名誉作家賞受賞
2004年・・・・・・・・・日・EU交流記念アートカレンダー日本代表5名に選定
2005年・・・・・・・・・第4回ABC展 同評論家特別賞受賞
2005年・・・・・・・・・第5回EEA21展に参加 |
取材日:2005年9月19日/取材記者:みいちゃん |
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