|
|
尾身伝吉さん 木版画の世界 |
尾身伝吉 さん |
尾身さんは新潟県十日町市の出身です。十日町市内の織物会社に勤務し、当時は付下、振袖、紬、絣のデザインを担当していました。絣のデザインでは織物産地競技会で通商産業大臣賞を受賞された経験もあり、その後、十日町市内の木版画グループに参加し、木版画を始めました。
|
秋月夜 |
尾身さんが木版画を始めたきっかけは小学生の頃までさかのぼります。
その時代に良い先生と出会えることができ、今にいたります。
人との出会いというのは凄いもので、尾身さんにとっての先生は特別な存在でした。 |
自分の中に秘めている力ややる気を引き出してくれた先生に出会えたことは、一生のうちでも大きなことのひとつだったと話してくださいました。 |
信濃旅情 |
尾身さんは、香港・ソウル・シンガポール・ホノルルと世界各国で個展を開き、日本に留まらず、世界をまたに掛けて活躍中。版画や浮世絵などを始めとする日本の文化は、外国の方にとても好まれています。 |
世界中の方々に、更に日本の良さを伝えていくことができればいいなという思いで現在は活動をしています。 |
くまがや館でのインタビューの様子 |
「故郷の、消えつつある風景を残したくスタートし、現在まできました。好きなことを仕事としてやっているということはとても幸せです。そのおかげで大変なことも苦にはなりません。夢を失わず、その限りない可能性を求めていきたいです。」 |
「大きな目標などありませんが、私なりにこれらの文化を皆さんに伝えることが出来ればいいなと思っています。これからも自然を愛する心を残していきたいです。」 |
ふるさとの情景 |
春の越後三山 |
雪国の大きな家 |
雪の朝 |
桜咲く道 |
|
取材日:2005年10月14日/取材記者:ラッキー |
|
|