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森 イト子さん 写真家 |
森イト子さん |
森さんの生まれは栃木県の真岡(もおか)市です。ご結婚後、三重県で暮らし、ご主人の転勤で群馬県太田市に移り住みました。
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ブナの胎動 |
森さんの生まれ育った場所には当時では珍しい写真機や蓄音機があり、写真には小さい頃から親しんでいました。出掛ける際にはコンパクトカメラを持ち、風景写真やお子さんの写真を撮っていたそうです。
本格的に始めたのは平成8年。写真展を見て感動し、「私もやってみたいなぁ」と思い、始めました。 |
秋の女王 |
写真は自然が作り出した“風景のこころ”を写し出してくれます。
その風景を撮るには苦労も並大抵のものではありません。カメラや重い機材を担いで山をのぼります。女性の森さんにとっては至難の技です。それに加え、日の出に間に合うためには夜中に出発しなくてはなりません。眠気との戦いです。 |
真っ暗な道を一人で運転し、眠気に襲われて車をこすってしまった事もあるそうです。こういった苦労を経て、素晴らしい写真が撮れるんですね。 |
霧に包まれて |
「これからはテーマを決めて写真を撮っていこうと思っています」「時間のある時は、春夏秋冬の自然に触れてみてください。自然の良さをもっと知ることができ、心も和んできますよ」と話してくださいました。
10年という節目を迎えた森さんの今後の活躍が期待されます。 |
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