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現代水墨画 〜巨木に木を描く〜
今岡琴子さん |
今岡琴子さん |
1942年神戸に生まれる
寺島紫明 日本画15年間師事
関西女子美術短期大学日本画科卒
全国水墨画美術協会理事
グループ墨主宰
子供の水墨画指導 |
一本杉峠の杉 |
秩父の札所や峠を何年もかけて描き、秩父にギャラリーを持ち、小鹿野に住むようになりました。自然と人情の良さに都会に生まれ育った私には驚くことが多く、近くの材木屋さん(丸圓製材所)が木に描いてみては?と持って来て下さった木に住んでいる小鹿野の巨木を描いてみました。 |
田端稲荷
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作品作りの楽しみは、絶対に失敗できない緊張感、材質が強いのでそれに負けないよう強く描けること、写生をした木をどの板に描くかどのように板に合わせていくかが楽しみです。
逆に作品作りの苦労・大変な所は巨木を描きたいので写生する場所で大きな紙に、つなぎながら書くことです。車がないので巨木のある場所に行くのも不便です。 |
ギャラリーにて作品作り |
昔からどういうわけか木が好きでした。スケッチはしても作品にすることはありませんが、写生をし心を通わせると巨木は人間と同じ身体、心をもっているように思われました。身近な木と対話しながら作品を作っていきたいと思います。 |
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