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何だろうコーナー |
埼玉県行田市や熊谷市にはフライと呼ばれる食べ物があります。
第三回目はこの地域にしかない食べ物、「フライ」を取り上げます。 |

古沢商店 外観 |
埼玉県行田市や熊谷市にはフライと呼ばれる食べ物がありますが、ご存知でしょうか?
行田市の住宅街にフライの発祥店・古沢商店があります。1925年に母親のむ免さんが開業し、6年前に105歳で亡くなってからは、2代目の古沢芳子さん(73歳)が一人で店を切り盛りしています。 |

フライを作る 古沢芳子さん |
フライというと、揚げ物を想像する人が多いと思いますが、この地域では、フライは小麦粉を水で溶き鉄板上で薄く伸ばし、肉やネギ、卵や青のりなどを載せて焼いたものです。
お店により具材や味付けが異なりますが、ここでは、何度か溶き粉と具を重ね、しょうゆかソースで好みに味付けをし、ふたで押さえ二つ折りにします。10年間使っているふたには、長年押し続けてきた親指と人差し指の穴ができていました。 |

卵入り 300円のフライ |
フライは卵なしが200円〜500円。卵入りは300円から500円です。その他には焼きそばがあり200円〜500円です。
フライはシンプルな具材で作りますが、熟練した技により、もちもちとした食感で、毎日食べても飽きないさっぱりとしたフライに出来上がります。 |
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休みは正月の2日間だけ。「毎日働いているから元気でいられるのかな。母親のように105歳まではできないだろうなぁ」と笑顔を見せてくれました。 |
古沢商店 |
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AM10:30〜PM5:00 |
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行田市天満5-14 |
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1月1日、1月2日 |
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048-556-4317 |
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