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2011年6月5日更新 →バックナンバー
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埼玉新聞記事掲載されました!


下記は2011.5.15日付埼玉新聞記事より
乳がん撲滅、企業も応援 熊谷の啓発活動団体

 熊谷で乳がんの早期発見・治療の啓発活動を進めている「くまがやピンクリボンの会」(栗原和江代表)に、地元の企業などの応援の輪が広がってきている。売上金の一部を同会に寄付する清涼飲料水の自動販売機を設置したり、同会のバッジを無償で提供するなど、関わり方はさまざま。女優の田中好子さんが乳がんで亡くなったこともあって、関心はさらに深まりそうだ。

 ピンクリボンは乳がん検診の早期受診を勧めるシンボル。1980年代に米国から始まり、全世界に広がった。くまがやピンクリボンの会は2008年5月に設立。乳がんの治療は早期発見が重要であることから、乳がん検診率の向上を目指している。昨年10月にはピンクリボンウオークなど啓発イベントを行った。

 三国コカ・コーラボトリング(本社・桶川市)は、同会の支援自動販売機を昨年11月から熊谷などに設置している。売り上げに応じて設置場所の企業などに支払う販売手数料の一部を、同会への協賛金とする仕組み。清涼飲料水を買うことで、ピンクリボン運動への支援もできる。自販機を「募金箱」に変えてしまう取り組みだ。

 自販機の設置場所の協力が不可欠。第1号機を立正大学熊谷キャンパスに設置したのを皮切りに、現在まで医療機関や学校に計7台設置した。イラストレーターの佐々木悟郎さんがデザインした「くまがやピンクリボンの会」のマスコット、熊のWin(ウィン)ちゃんと、桜の花を自販機にデザイン。乳がんと子宮頸(けい)がんの早期検診を呼び掛ける言葉も書かれている。

 不動産賃貸業の大和屋が運営するコミュニティー施設「くまがや館」の前にも、4月からこの自販機が設置された。おしゃれなデザインで、近隣の女子高校生の評判も上々とか。同会代表の栗原さんは「自販機のメッセージを見て、ピンクリボンの意味を多くの人に知ってもらうことにも意味がある」。

 支援の輪は他の企業にも広がっている。日本生命労働組合熊谷支部は、チャリティーオークションの収益金から10万円を同会に寄付した。熊谷などでエステサロン「花蔵」を展開するエルピスは、ピンクリボンの会バッジを800個製作し、無償で同会に提供した。職員や顧客に女性が多いこともあって、ピンクリボン運動にとりわけ関心が高いという。

 同会によると、熊谷の乳がんの検診率は全国平均と比べて低いという。栗原さんたちは「乳がんは早期発見、早期治療が第一。一人でも多くの命が助かるように、熊谷を日本で一番、乳がんの検診率が高いまちにしたい」と意欲を燃やしている。


   くまがやねっと ピンクリボン くまがやねっと ピンクリボン
    くまがや館前に設置された自動販売機          オリジナルピンバッチ



取材記者:kurihara


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