10月27日、28日の2日間。
世界遺産、弘法大師空海が開いた真言密教の霊場『高野山』にて『乳がん患者さんの心のケア』をテーマとした全国の患者が一同に集う初のイベントがありました。
(主催:乳がんいのちプロジェクト実行委員会、医療法人南労会 紀和病院)。
一昨年10月、昨年7月と当会関係者サバイバーがそれぞれ38才、46才で幼い子ども達を遺し天国に召された彼女たちの魂とともに栗原、反町が参加してきました。
宿坊での勤行から一日がスタートし、写経、祈りのウオーク、講演会、患者会代表者会議と分刻みのスケジュールをこなし、高野山大学を会場にしての講演会、乳がん患者会『あけぼの会』会長のワット隆子氏、がん患者の就労など社会・生活をサポートするNPO法人『HOPEプロジェクト』理事長の桜井なおみ氏、高野山伝灯大阿闍梨の蜜門光範氏のお話しが胸に沁み入りました。
そして活動の原点をしっかり再確認できました。
この良きご縁を機に、全国の患者会ネットワークづくりへの動きも始まりつつあるようです。
当会もしっかりその歯車のひとつとして役割を果たしていけたら嬉しく思います。 |