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クマガヤ工芸 |
新島さんはうちわ祭のみならず、全国のお祭りを訪ねており、かなりのお祭通。それに加え伝統的なこと、歴史について等、とにかく知識豊富です。商品の打合せをしながら、お祭り談義に花を咲かせてみてはいかがでしょうか? |
新島章夫さん |
うちわ祭といえば新島さんですが、今回はお祭のことではなく、新島さんが営む、クマガヤ工芸をご紹介します。地元企業で12年の修行後、1979年にクマガヤ工芸として独立。小さい頃から字を書くのが好きで看板屋になりたかったという。学生時代の教科書の余白はレタリングで埋められていたというエピソードも話された。 |
外観 |
「うちの店は他に比べて高いよ」と新島さん。看板、提灯、手ぬぐい、ゆかた、山車の幕のデザイン、半纏などを扱っており、少し高くても凝ったものが作りたいという人が注文に来る。料金は直接お問い合わせ下さい。 |
商品 |
提灯も左の写真のように色々な種類がある。黒い部分が多く占めるとき時は、黒く塗りつぶした所を白く塗れば簡単のように思うだろうけれども、それだと光が通らない。お客さんが気付かないような、少しのことでも新島さんが納得いかないと不良品となりやり直す。「少しでも曲がったりしていると、気持ちが悪い。」と職人魂を垣間見ることができた。 |
商品 |
「昔は、人の手でないと文字をかけないと思っていたが、今ではパソコン・プリンターで色々な文字がプリントできる。楽になったかもしれないけど、こうやって専門分野がどんどん衰退していく。」と新島さん。技術にこだわり、伝統を守り続ける職人が減っていくのは寂しいことではある。これからは、伝統と時代の感性を融合させた商品作りがカギになっていくだろう。 |
取材日:2008年11月18日/取材記者:みいちゃん |
クマガヤ工芸 |
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9時〜17時 |
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熊谷市銀座1丁目173 |
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048-522-1798 |
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■道案内 |
くまがや館から、熊谷駅北口に向かい、筑波の信号を左折し国道17号へでる。一つ目の信号 銀座を右折し、一つ目の十字路を左折。約50m進んだ右側にあります。 |
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