玉の池
星渓寮
休憩所
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星渓園のはじまり
この星渓園は、竹井澹如(たけいたんじょ)翁によって慶応年間から明治初年にかけてつくった回遊式の庭園です。庭園には、玉の池があり、この池は、元和9年の荒川の洪水により星渓園の西片にあった土手がきれてできたものです。この池を中心に竹木を植えたり、名石を集めたりして出来ました。また、星川の源にもなっていました。昔は、池から湧き出る水がとても清らかなので、星川では、熊谷染めをしたり、子供が水浴びをしたりしていたそうです。海が近くにないので、きっと子供たちでいっぱいだったと思います。
星川から星渓園まで歩きました
星川から歩いていくと星渓園の裏にぶつかります。
中を覗くと、薄暗く「本当にここ…?」と思いながら、表にまわると、立派な門構、数寄屋造りの建物がありました。
星渓園に入った瞬間に、時間が止まったような感覚になりました。すぐ近くの国道17号からは、車の騒音が聞こえてきますが、それほど気になりませんでした。
庭園を中心に、星渓寮、松風庵、積翠閣の3棟の建物があります。星渓寮は、12畳半の一の間を中心に、二の間・茶室・立礼席などがあります。松風庵は、二室からなる庵室で、星渓寮と積翠閣の中心に位置しています。積翠閣は、高床式の建物で、和室と洋室からなり、月見台もあり、庭園が高い所から見渡せます。玄関に入ると、星渓園・澹如翁等の資料が展示されています。
夜はちょっと怖いかなという感じを受けましたが、時間に追われている人は、星渓園で一息するのもいいのかなと思いました。入場は無料なので気軽に入れますよ。
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