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熊谷人物伝 |
第6回 山内 玲乃 さん (やまうち あきの) |
2006年4月20日更新
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左の写真の絵本をご覧になったことはありますか?
その名も「でこぼこ石みっけ!」
実はこの本の文を作ったのは熊谷の高校に通う女子高生です。
今回の人物伝は、この絵本の作者・山内玲乃(あきの)さんをご紹介します。 |
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創作童話部門で入賞
「でこぼこ石みっけ!」のお話を書いたのは、山内さんが小学6年生の時です。当時住んでいた兵庫県の小学校の夏休みの宿題で、創作童話を作り、それを応募したところ見事に入賞。
その文章に、当時、ひょうご人権大使である絵本作家の永田萌さんが編集し、挿絵を加えました。
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でこぼこ石みっけ!
「みんなと同じものを持って、同じ格好をする・・・そうしていると安心する。まるでクローン人間の世界にいるみたい。みんなと異なるものを持っている人や、みんなと違うことをしたり、言ったりする人が仲間はずれにされてしまう社会なんていやだなぁ〜お互いの個性が大切にされる社会になって欲しい」という願いを込めてこのお話をつくりました。 |
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読書好きの山内さん
本を読むことが好きな山内さんにその醍醐味を聞いてみました。
「一般に言われる、様々な生き方を学べたり知識が増えるといったことの他に、生活の意外な場面で得することが多くあります。一番驚いたことは国語のテストの問題文が以前読んだ本から抜粋されていたことです。」 |
「また、最近では原作本がドラマ化されるものがよくあります。あの俳優は原作のイメージと全然違う、あの場面は原作に忠実だよねなどと、同じ読書好きの人達と批評したりすることも楽しいです。ドラマの内容だけで盛り上がることもできますが、原作を読んでいると、更にお喋りに熱が入ります。」 |
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将来は・・・
「はっきりとは決めてはいませんが、出版関係の仕事に就くことができたらいいなと思っています。」と話してくださいました。
想像力豊かな山内さん。
その力を生かして夢を実現して欲しいですね。 |
取材日:2005年11月19日/取材記者:ラッキー |
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