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熊谷人物伝

第14回堀口　三郎さん　（ほりぐち　さぶろう）

2006年10月11日更新

第1回うちわ祭写真コンクール表彰式
堀口三郎さん

　今回は、60年近く写真を撮り続けている、堀口三郎さんをご紹介します。堀口さんは、昭和7年生まれの74歳。高校生の時に写真を撮り始めてから、ずっと写真を続けてこられました。
　会社では写真クラブを立ち上げ、東京に住んでいた頃は30代から色々なコンクールで入賞し、今では読売新聞の常連として何度も採用されています。　

紅葉の妙義山

きっかけは・・・
　
　写真を始めようと思ったのは、雄大な上毛三山を毎日眺めて育ち、「絵はかけないけど、芸術的な表現を写真でならできるのでは」、「花や風景の美しい一瞬を残しておきたいと思った」からだそうです。

2000年　熊谷うちわ祭
知事賞　「熱気の引き合わせ」

うちわ祭　写真のベテラン
　
　熊谷の夏といえば“うちわ祭”です。うちわ祭の写真と言えば堀口さんというほど、写真家の中では名が通っています。読売新聞と熊谷の百貨店で開催された、うちわ祭写真コンクールでは2000年、2002年に知事賞。知事賞が中止になった2005年には最優秀賞を受賞されています。
　くまがや館で開催された第1回うちわ祭写真コンクールでも最高の賞を受賞されました。

谷川岳の初冠雪

写真の楽しさ

　最後に写真の魅力を伺うと「写真は60年やっているけれども、とても奥深い。いい写真が撮れても、次はもっといいものを。写真展で他の人の作品を見ると、こういう写真撮りたいなと思い、終わりがない。こういう所が面白い」。そして、「これからもその時しか撮れない、“美しい日本”の風景や、愛らしい花の写真で創作を続けて行きたい」とお話してくださいました。

　　　　　新聞掲載作品
　　　　　・朝日新聞には全日写連主催の「埼玉の自然フォトコンテスト」に入選4回。うち1回は特選。
　　　　　・埼玉新聞には「熊谷さくら祭り写真コンクール」に知事賞で掲載。
　　　　　・読売新聞の埼玉版には数回掲載され、知事賞2回、最優秀賞2回。
　　　　　全国版にも季節感溢れる写真を採用され、17回程掲載。
　　　　　　よみうり写真大賞入選。
　　　　　・日本愛玩動物協会　「全国ペット写真コンテスト」に4回入選。うち2回は特選。特別賞1回