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熊谷人物伝 |
第30回 小山 里巴さん(こやま りは) |
2007年9月3日更新
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小山 里巴さん |
今回ご紹介するのは、ピアノ奏者の小山里巴さんです。
小山さんは、4歳よりピアノを始め、小学生の時に、第5回埼玉ピアノコンクールC部門銀賞受賞。
埼玉県立大宮光陵高校音楽科を経て、2006年桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。これまでに、辻春美、佐藤俊、三上桂子の各氏に師事。
大学在学中、第20回日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディション全国大会出場、TIAA伴奏ピアニストオーディション合格。
卒業後はサイパンにてSAIPAN GALA CONCERTに出演、地元熊谷、深谷で行なわれる第九の伴奏ピアニストを務められました。
4月1日にくまがや館の原田勇雅さんのコンサートで、伴奏。
現在、埼玉新演奏家連盟に所属。自宅でピアノ教室を開き、指導にあたりながら、器楽、声楽の伴奏者としても活動しています。 |
初めて発表会に出たとき |
ピアノをはじめたきっかけ
2歳半の時、母の友達の娘さんのピアノを聴いて、母に「私もピアノがやりたい!」と懇願し、ピアノを始めたそうです。そしてまず、ヤマハの3歳児ランドへ行くことになりました。
中学校では、合唱部に入部。ピアノの練習時間がとれなくなり、両立するのが難しくなりましたが、辞めようと思ったことはなかったそうです。 |
コンサートにて |
日々の積み重ねが大切
ピアノの魅力について、「曲によって、音色を変えて奏でることができるのが魅力でもあり、難しさで
もあります。」と小山さん。
ピアノは押せば音が鳴るので、手軽にできる簡単な楽器でもありますが、タッチによって、音色が全く異なり、人によって、それこそ十人十色の音色を奏でることができるという。
「毎日継続して練習しないと、すぐに弾けなくなってしまうので、かなりの根気が必要です。」と話す小山さんに、上達するにはどうしたらいいですか?と質問をすると、
「できるだけ生で音楽を聴きに行くこと」と「自分の演奏を聴いてもらう機会を多く作る」とのこと。 |
「ピアニストが奏でる音楽を生で感じることがとても大切。また、人前で弾くのはとても緊張するし、演奏する側に
とっては一番大変なことですが、何回も経験することで、自信にも繋がる」と、お話してくださいましたが、何よりも日々の練習が1番のようです。 |
声楽の伴奏の様子 |
これからは・・・
「聞いてくださったお客様が、聴きに来てよかったなぁ、と思っていただけるような演奏活動をしていきたいです。また、今、色々なことで悩んだり、辛い思いをしている人達にも音楽を聞いて、少しでも癒されたり、元気になってもらえたら嬉しいです。
」と、期待を膨らませます。 |
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