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熊谷人物伝 |
第34回 小川 美穂子さん(おがわ みほこ) |
2007年11月4日更新
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小川美穂子さん |
今回ご紹介するのは、さきたま新聞を発行している小川美穂子さんです。小川さんは熊谷に住んで十数年。住み始めた頃は、熊谷のことが何も分からなかったけれど、タウン誌の発行に7年間携わり、熊谷は歴史・伝統があり素晴らしい所だなと思うようになりました。タウン誌に入社するまで、特に編集の仕事をしたことがなかった小川さんは、「ここは私の学校でした」と話すように、熊谷の歴史、伝統、文章の書き方、取材の仕方など色々なことを学んだそうです。タウン誌の編集・記者を経て、もっと自分の伝えたいことを書きたいと思い、さきたま新聞の制作を始めました。 |
さきたま新聞 |
さきたま新聞って?
さきたま新聞は熊谷市近隣の『まち』と『ひと』を探訪し、現在動いている『まち』と『ひと』とを結びます。故きを温ね、受け継ぐべき遺産を照らし、人間の根に関わる話を紐解いてゆきます。新聞には、その取材の思いが綴られています。 |
さきたま新聞HPトップ画面 |
発行、配布について
さきたま新聞は、図書館、喫茶店、ギャラリー、知人の紹介など約250部を顔の見える範囲で配布しています。12ページある新聞を約2ヶ月に1回発行している小川さんに、「1人でこれだけの取材は大変ですね」と言うと、「自分が凄いんじゃなくて、これだけ記事にできることがある熊谷が凄いんだよ」とのお答え。「いつも何か感動したい。そしてそれを伝えたい」と話す小川さんは、人とのめぐり合いを大切にしています。 |
作家近藤信行氏と小川さん
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これからは・・・
小川さんにこれからの目標を伺うと、「ただやるだけ。」と即答。続けて「色んな人に会って、昔のまちと今のまちの物語をつなげて、子どもたちに生きるって素敵だよ。色々な人がいて、そんなに悩まなくていいんだよということを伝えられたらいいな。」と話されました。 |
取材日:2007年10月21日/取材記者:みいちゃん |
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