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熊谷人物伝 |
第47回 寺山 八重子さん(てらやまやえこ) |
2008年5月26日更新
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寺山八重子さん |
今回ご紹介するのは、書道の寺山八重子さんです。寺山さんが書道を始めたきっかけは、元々書が好きだったということと、身近に書の先生がいたから。師範の免許を取得し、平成10年に書道教室 翠葉会を発足しました。寺山さんは、教室は家族、習い事は楽しくないと続かないという考えがあり、翠葉会はメンバー同士とても仲がいいです。寺山さんは、「最近は書を習う人たちが減ってきていますが、書くことによって感性を養なってくれればいいな」とお話されました。 |
華 |
会員展を開催します
『第二回 翠葉会展』をくまがや館で5月30日〜6月11日まで開催します。展示作品は、臨書、字皿(字の書いてあるお皿)、自由作品等です。
「上達するにはどうしたらいいですか?」と質問すると、「日々努力、日々継続。より高いものを目指し、とにかく書くことです。そして反省することが自分を成長させてくれます。」と寺山さん。何事も継続は力なりですね。楽して上達する道はないんだなと痛感しました。 |
藤野静輝詩(寶船) |
書の魅力を伺いました
「なんといっても白と黒のコントラストが魅力。今はパソコンの時代で、直筆の文字を見る機会が少なくなりました。書は伝統文化です。幼い頃から伝統を知ってもらい、書を存続させるお手伝いができればと思って活動しています。絵と違って白と黒しかないので地味な世界だと思う方もいるかもしれませんが、木造の家屋に飾ったら最高に素敵です。」(寺山さん) |
杜甫 詩(秋興四首 其二) |
これから・・・
「より深いものを追求していきたいです。また、書のよさを多くの方々に知ってもらう為に、子弟を育成し底辺の拡大を図っていきたいです。」と寺山さん。
習いたい方はこちらへ
翠葉会 会長 寺山翠華さん
熊谷市河原町1-36 048-521-1632へご連絡下さい。 |
取材日:2008年5月14日/取材記者:みいちゃん |
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