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熊谷人物伝 |
第55回 松樹 加寿子さん (まつきかずこ) |
2008年9月22日更新
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松樹加寿子さん |
今回は熊谷市在住のフルート奏者、松樹加寿子さんをご紹介します。松樹さんは、埼玉県立大宮光陵高校音楽科、桐朋学園大学短期大学部芸術科、同専攻科修了。在学中より演奏活動を開始し、卒業後は関口せつ氏率いる少年少女合唱団で指導や伴奏を担当したり、小中学校の臨時教員として教育にも携わりました。 フルートを萩原順子、根岸孝俊、白尾彰の各氏に師事。
第2回さくらの街熊谷ガラコンサートコンチェルトの部に出演。
現在、フルート&ハープのユニット、「アンサンブルMANA」として活動中です。また、熊谷市内で「フルート教室おかむら」を開いています。 |
バレエとMANAコンサート |
アンサンブルMANAの活動
アンサンブルMANAとして、ハープの中里吉伽さんとユニットを2004年に結成しました。「心の栄養になるような音楽を届けたくて、お客様とより近い距離で演奏できるカフェやギャラリー等をお借りして、県内10ヶ所を回るコンサートツアーの最中です。」と松樹さん。今年3月、MANAとして第3回熊谷ガラコンサートに出演。8月には親子向けと、一般向けの二つのプログラムで絵画とバレエとのコラボレーションコンサートを開催するなど、精力的に活動しています。 |
嵐山のギャラリーにてコンサート |
子育て中の演奏活動
4歳と2歳の息子さんがいる松樹さんは、「練習時間の確保が難しいです。あとは、お仕事をなさっている世の中のお母さんはみんなそうかもしれませんが、『母モード』と『仕事モード』というのは切り替えが必要なため、両方一緒にというのがなかなかできません。
子育てしながら練習、レッスン、本番ができるのは、周りの理解と協力があるからです。いつも感謝しています。」と話されました。子育て中の松樹さんだからこそ企画できる、親子向けのコンサートを今年初めて開催しました。
くまがや館でコンサート
2008年10月18日(土)、くまがや館にて『絵とフルートの調べ』を開催します。詳細はこちらからどうぞ(PDF:444KB)。 |
薬局にてコンサート |
これからの目標を伺いました
「癒しだったり元気をくれたりという、音楽の持つ不思議な力を追求して、音楽セラピーとでも言いましょうか、いろんな不安、病気、ストレスをかかえている方に元気になってもらえるような音楽が届けられるようになりたいです。」とお話してくださいました。 |
取材日:2008年7月15日/取材記者:みいちゃん |
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