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熊谷人物伝
第58回 山口 隼人さん(やまぐちはやと)
2008年11月11日更新
山口隼人さん
今回ご紹介するのは、みゅうの足パパにあげるの著者 山口隼人さんです。山口さんは、4年前の25歳の時、10万人に一人と言われる難病『CIDP 慢性炎症性脱髄性多発神経炎』を発症しました。「この病気は自分の免疫で末梢神経を壊し、歩けなくなったり、物がつかめなくなったりと手足が麻痺し動きにくくなるという症状がでます。」と山口さん。
著書は、自分の身体に異常を感じた時のこと、診察を受けた時のこと、病名を告知された時のことなど発病から、入院治療の始終、退院後のことを書いた闘病記です。
ご家族
皆のおかげでここまで回復しました
山口さんにお会いした時、『かっこいい!爽やか!元気そうだけど、この人が本当に難病を発症した人なの?』という印象を受けました。しかし、ここまで回復するには、相当な努力があったからでした。本にも書かれていますが、現実を受け入れるまでが特に大変だったそうです。
リハビリは、プールで歩く練習をしたり、手の運動にとウクレレを弾いたりしました。山口さんは、「ここまで回復するには自分一人だけの力では無理だったと思います。家族の献身的な協力、応援してくれた友人、先輩、知人のおかげだと感謝しています。」と話されました。
くまがや館で販売しています。
出版社/ 日本文学館
ドラマ放送されました
みゅうの足パパにあげるは、日テレ系24時間テレビ「愛は地球を救う」(2008.8.30-31放送)のスペシャルドラマで放送されました。 ドラマについて、山口さんは、「ドラマスタッフの人数の多さに驚きました。自分が書いたことにこれだけの人数が動いてくださったのは、不思議な感じでしたが嬉しかったです」。また、放送後の感想は、「やはりメディアの力は凄く、あちこちから反響が届いてきます。たった私一個人の経験談のドラマを観てくれた人が”何かを感じていただいた”ことはとても嬉しいです。今後の人生でも何度も何度も壁にぶつかると思いますが、またマイペースに克服してみたいと思います。」と話されました。
これからの目標を伺いました
山口さんは、東松山市役所職員として働いています。これからは、「高齢者の方と子供達の交流の場をもっと作ってみたいと思います。本については、皆さんに喜んでもらえるなら、続編も書いてみたいです。」とお話してくださいました。
取材日:2008年8月18日、9月2日/取材記者:みいちゃん
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