
34本弦のレバーハープです |
ハープを始めたきっかけ
中里さんは、子供のころから音楽が大好きで、ずっとピアノを習っていました。音楽をより専門的に学びたいと、音楽科のある高校のピアノ科に進学。その後、数々の偶然が重なって、ハープ奏者を養成する試みをしていた音楽短大で、まったくの“0”からハープを学ぶことのできる機会に恵まれたことがハープとの出会いであり、始めたきっかけでした。ハープは、直接指先で弦に触れて音を奏でます。始めた当初、音に奏者の体温・ぬくもりが伝わっていくのを感じ衝撃を受けたそうです。「実際の体温と共に心の温度も奏者の想いも伝わりやすい楽器で、祈祷や呪術に使われていたというのが、本当によくわかります。」と中里さんは話します。 |