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熊谷人物伝

第63回新木　弘子さん（あらきひろこ）

2009年1月25日更新

園長　新木弘子さん

パワフル園長！！
　今回ご紹介するのは、児童養護施設雀幸園園長新木弘子さんです。雀幸園は新木さんのご両親が、昭和53年に開園しました。それから21年後の平成11年6月、ご両親の意思を引き継いだ新木さんが、第2代園長に就任。園児にとって新木さんは、時には、叱ったり、誉めたり、心配したりしてくれる、肝っ玉母さんのような存在です。

雀幸園外観

雀幸園について
　親のいない子どもや、様々な事情で家族と一緒に暮らすことのできない2歳から18歳までの児童を預かり、児童の養育を委託されるのが児童養護施設です。現在、雀幸園には、2歳～18歳の88名が在園しています。
　チャリティ作品展の寄付金を贈呈した時、「熊谷市内の方でも、この施設を知らない方が多いです。でも、今回お声掛けいただき、熊谷市の人が自分達の活動を見ていてくれたんだ！と嬉しかったです。」と新木さんは顔一杯に喜びの表情を浮かべました。

食堂	これからの目標を伺いました　「ここには２０歳までしかいられないので、帰ってこれるところをつくりたいと思っています。そして、これは夢ですが、親子で一緒に住めるようなところをつくれたらいいなと思います。一戸建てを何戸もというわけにはいかないので、マンションの一室のような狭いところでも親子だけで過ごせるような所をつくりたいです。」と目標と夢をお話してくださいました。

サロン・ド・つくばくん委員長から新木さんへ
寄付金の贈呈。

くまがやねっと　熊谷人物伝　新木弘子さん

サロン・ド・つくばくん委員の
田島さんから写真、井上さんから絵を寄贈。

チャリティ作品展のご寄付
　チャリティ作品展、作品展に設置した募金箱を合わせて
１８１，８０２円のご寄付が集まりました。寄付金を2008年12月24日、クリスマスイブに『児童養護施設　雀幸園』へ寄付させていただきました。詳しくはこちらからどうぞ。
　2008年11月15日には、くまがや館で開催した落語会に、雀幸園の子ども達をご招待いたしました。
以下、新木さんからの感想です。
　「くまがや館での落語会に大勢ご招待いただきましてありがとうございました。子ども達はほとんどの子がはじめてで、心配しておりましたが、とてもわかりやすく、子ども達も熱心に聞いて段々話に引き込まれて、とても貴重な時間を過ごさせていただき楽しいひと時を過ごすことができました。皆様のお心が、私はじめ、子ども達皆とても励みになっております。」

取材日：2008年12月24日／取材記者：みいちゃん

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