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熊谷人物伝 |
第66回 新井 邦継さん(あらいくにつぐ) |
2009年3月11日更新 |
新井邦継さん |
今回ご紹介するのは、オープンガーデンくまがや実行委員会委員長の新井邦継さんです。オープンガーデンとは、個人の庭を一定期間、一般の人に公開する活動です。元々ガーデニングの本場、イギリスで70年ほど前から行われています。
熊谷では2年前から始まり、今年で3回目を迎えます。今年は、オープンガーデンくまがやの充実を図ろうとオープンガーデン熊谷実行委員会が設立されました。今年のオープンガーデンは、
4月18(土)、19日(日)、5月16(土)、17日(日)に開催します。 |
2008年 オープンガーデン期間中の新井様邸 |
実行委員長の新井さんのお宅に取材に伺いました。
新井さんのお庭は元々和風の庭だったそうですが、深谷のオープンガーデンを見て刺激され、松などを切って、洋風の庭に造り替えました。「日当たりが悪いので躊躇しましたが、春先には2/3位陽が当たるので植物には影響がないかな、と思いきって転換しました。私は、庭造りはただ好きでやっていたんです。まさか人に見せるなんて思いもしませんでした。口コミで人が見に来るようになって、見に来た人が喜んでくれて、それならオープンガーデンに参加してみようかなというのが参加するきっかけでした。」と新井さん。熊谷市内からすぐの場所ですが、バラやクマガイソウなどの花が一杯で、静かな空間に驚きました。 |
冬の庭(2009年2月10日撮影) |
新井さんは去年の『第2回 オープンガーデンくまがや』から参加しました。去年は400人を超す方がみえたそうです。ノートを出しておいて感想を書いていただいたところ、遠くは千葉からの訪問者があったというから驚きます。「ノートに書かれたコメントを励みに今年の準備に励んでいます。丹精こめて育てた、クマガイソウは4月下旬、バラは5月に見頃を迎える予定です。」と話す新井さんのお庭には、バラが約45種、クマガイソウは100株あります。個人の庭でこれだけのクマガイソウがあるのは貴重です。
今から、春の開花が楽しみですね。 |
クリスマスローズ(2009年2月10日撮影) |
これからの目標を伺いました。
「オープンガーデンの軒数が今年は35軒。これが50、60軒位に増えればいいなと思います。実行委員会も充実するし、数が増えれば市も動きだし、バスがでるようになるかもしれない。ゆくゆくはバスで何軒か巡るツアーを組んで、熊谷に長く滞在し街の活性化につながればいいなと思っています。」と目標をお話していただきました。 |
取材日:2009年2月10日/取材記者:みいちゃん |
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