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熊谷人物伝 |
第76回 征矢野 裕介さん(そやのゆうすけ) |
2009年8月18日更新 |
今回ご紹介するのは、深谷シネマの征矢野さんです。征矢野さんは、深谷シネマのドキュメンタリー映画上映部門と広報を担当しています。深谷シネマとの出会いは大学生時代。大学と同時進行で映画の学校にも通っていました。その授業の一環で深谷市に撮影にきたのがきっかけでした。
その頃、地元、長野県松本市にある深谷シネマのような街の映画館が2軒潰れてしまい、どうにもやりきれない気持ちで一杯になっていました。そんな時、深谷シネマと出会い、こういう道に進むのもいいなと考え、卒業後入社しました。 |
深谷シネマ |
活動内容
10名程でドキュメンタリーグループを組み、ドキュメンタリーの上映作品を検討しています。8月に『ひめゆり』の上映を予定しています。上映時に音楽などとあわせたイベントも企画しています。
その他、パンレット等のデザインを担当しています。お客様にわかりやすいのを第一条件に、デザインを考えています。 |
深谷シネマ 劇場内 |
ドキュメンタリーの魅力
「ここには年配の方、様々な職業の方など幅広い層の方が来館します。私のような年だと、昔の話は新鮮で吸収するものがたくさんあります。まさにドキュメントです。私は昔こういうことがあったから、今の時代こうなっているという事を紐解いていけるのが、ドキュメンタリー映画の魅力だと思っています。
都内だとドキュメンタリー映画の上映が多いですが、地方に来るとぐんと少なくなります。そこに深谷シネマが一石を投じられれば、という気持ちで取り組んでいます。」(征矢野さん) |
深谷シネマ入口 |
これからの目標を伺いました。
「今まで通り、地道にドキュメンタリーを上映していきたいです。その中で、戦争の記憶を他の人と共有して、他の人に伝えていくようなイベントができればいいなと思っています。」(征矢野さん)
ドキュメンタリーは、事実であるだけに他の映画のジャンルにはない独特のインパクトがあります。26歳の感性で選ばれた映画を是非ご覧下さい。
くまがやねっと 千客万来掲載記事
深谷シネマ HP |
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