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熊谷人物伝
第68回 新井 育夫さん(あらいいくお)
2009年4月11日更新
新井 育夫さん
川沿い作品展を始めるきっかけ
今回は、
第10回 川沿い作品展(パンフレット)
実行委員長の
新井育夫さんをご紹介します。
川沿い作品展は、『成田用水を見直そう』と、ここに住む人が中心になって平成12年にはじめられました。きっかけは、川沿いに高さ1、1mのフェンスをつくるという市の計画が持ち上がったとき、何とか美しく川との親近感も持てるような設置の仕方がないものかと提案したことでした。『まちの中を川が流れているこの貴重な環境を、もっとよいものにできないか。それを住む人たち皆で考え、まちづくりを進めていけたら』という夢を持ってスタートしました。
川沿いに並ぶ児童達の絵
川沿い作品展とは
2009年4月18日、19日に開かれる川沿い作品展。熊谷市役所の北、箱田と宮町の境を縫うように流れている成田用水沿いが会場です。箱田神社、市立障害者福祉会館、くまん堂の3つのメイン会場の他、サテライト会場として県立熊谷図書館が参加することになりました。15の個人ギャラリーと出品者約50名から、絵画をはじめ、彫刻、やきもの、手芸、工芸、書等多彩な作品が寄せられます。
参加資格は、成田用水に興味をもっている人。参加費は2000円。当日朝までに出品連絡、搬入搬出は自己責任。
以上の条件を満たしていれば出品可。
連絡先 090-2486-3524(新井) 090-1430-5497(松原)
ガレージコンサート
川沿い作品展から得たもの
「成田用水は30年前まではドブ川でした。下水が整備され、皆の意識が変わってからは、今のような綺麗な川になりました。」と
新井さん。川沿い作品展には、20代から80代の幅広い年齢層の方が参加しています。「現在、これだけの年齢層が一緒に活動する機会は少なくなり、地域の連携をとるのに貴重な場となっています。回を重ねるごとに住む人たちが互いに知り合い、交流を深めてきました。これが一番の財産です」と新井さんは話されました。
龍前絵画スペース
これからの目標を伺いました
新井さんは、「成田用水路のような、あたたかいふるさとの散歩道を残していきたいと思っています。作品を見ながら川を見てもらい、肌で感じてもらいたい。そうすれば、愛着がわき、この環境やお付き合いを大事にすると思います。今の子供達にも、町や川の歴史、環境、文化を伝えていきたいです。」と話されました。
取材日:2009年3月27日/取材記者:みいちゃん
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