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熊谷のことをもっと知りたい！！ 熊谷人物伝 第78回　中島　美都里さん（なかじまみどり） 2009年9月15日更新 中島美都里さん プロフィール 　今回は、筝奏者の中島美都里さんをご紹介します。中島さんは、さいたま市、熊谷市で筝教室を主催し後進の指導にあたるほか、なるべく多くの方に筝の世界に触れる機会をもっていただきたいと考え、国際文化交流の場を中心に演奏活動を行っています。　　　 　2006年グアム訪問時には、総領事主催の天皇陛下誕生祝賀会で筝の演奏を披露したほか、ジャズクラリネット奏者との共演にもチャレンジしました。独自の活動として筝による弾き語りにも挑戦しており、昨年は『源氏物語千年に寄せて』、今年からは『百人一首の世界』をテーマとして季節ごとに演奏活動を行っています。 グアム訪問 ご存知ですか？―筝と琴の違い 　中島さんを筝奏者とご紹介しました。ところで、筝と琴の違いをご存知ですか？中島さんにご説明いただきました。 　「普通、この楽器を『琴（こと）』とよんでいますが、琴というのはブリッジ（柱(じ)といいます）が無く、琵琶や三弦のように自分でツボを押して音を作る楽器です。これに対して、『筝（そう）』はブリッジがあって、調律して演奏する楽器です。ですから、この楽器は正確には『筝』ということになります。」（中島さん） 2008年秋演奏風景 源氏物語　1000年に寄せて コンサート 　2009年10月25日（日）、星渓園にてコンサートを開催予定。 （詳しくはパンフレット参照）。 　「紅葉の美しい季節、名勝・星渓園でコンサートを開催できることを楽しみにしています。今回は古曲、現代曲に加えて、百人一首に曲をつけたオリジナル曲もご披露いたします。ハーモニカ奏者として有名な竹内克好先生との共演も予定しております。秋の一日を筝の調べでお楽しみいただければと思います。」と中島さんは目を輝かせていました。 グアム訪問　ジャズクラリネットと協演 筝演奏の喜び 　筝曲はよく三曲（筝、三弦、尺八）で演奏されます。でも、中島さんは「他のいろいろな楽器と合奏することも楽しい」と話しています。これまで、ピアノ、クラリネット、フルート、ハーモニカ、ギターなどとの合奏も試みています。確かに、筝は柱の位置を変えることでどんなキーにも調律できますから、合奏できる楽器の範囲も広いわけです。そうすることで、きっと演奏する曲の範囲も、合奏する仲間の和も広がるんでしょうね。 熊谷でも筝教室を開催していますので、興味のある方は習ってみてはいかがですか？問合せは048-839-1134（中島） 取材日：2009年8月28日／取材記者：みいちゃん

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