くまがやねっとは、埼玉県熊谷市近隣の情報をお届けする非営利のコミュニティサイトです。
くまがやねっと 熊谷人物伝
みんなのコミュニティサイト「くまがやねっと」へようこそ!
HOME>特集 熊谷人物伝 →お気に入りに登録する →お友達に紹介する


特集
バックナンバー
 熊谷のことをもっと知りたい!!
今回の知恵 熊谷人物伝

第117回
平成23年 年番町 彌生町区
大総代 上林寛さん (かんばやしひろし)
2011年7月6日更新


くまがやねっと 熊谷人物伝 上林寛さん
上林寛さん
<プロフィール>
昭和25年 熊谷市弥生町生まれ。
東小学校、富士見中学校出身。
株式会社上林保険事務所代表取締役。
昭和30、年弥生町区が年番の時に父・藤三郎さんも信徒総代(今の大総代)を務めました。

<うちわ祭について>
 毎年7月20日・21日・22日に執行される関東一の祇園祭と謳われる熊谷うちわ祭は八坂神社の例大祭です。熊谷の八坂神社は京都にある八坂神社の末社にあたります。
 うちわ祭の3日間は、疫病退散・五穀豊穣・商売繁盛を祈願し、12台の山車・屋台が市内を練り歩きます。
 うちわ祭では、第壱本町区、第弐本町区、筑波区、銀座区、彌生町区、荒川区、鎌倉区、仲町区の8ヶ町が、持ち回りで『年番』を受け持ち、『年番』の町の中で大総代が選ばれます。大総代は、簡単に言うと、その年のお祭りを仕切る最高責任者です。 


くまがやねっと 熊谷人物伝 上林寛さん
年番送り
クリックすると拡大します。
<東日本大震災後、うちわ祭執行の決断>
 3月11日に東日本大震災がおこりました。「死者、行方不明者、避難者が大勢いるという状況の中、うちわ祭を執行するかどうか、すぐには結論を出せませんでした。」と上林さん。震災後の3月下旬からうちわ祭の執行の是非を巡る懇親会が、各町内や12町の総代長らにより開かれました。自粛ムードも緩和された4月21日に総代長会議が開かれ、執行について賛否両論の意見が出されましたが、「熊谷を活性化し元気を出さなければ、被災地の支援・応援ができない。行動することで被災者の力に!熊谷から元気を発信していこう!!」と執行する事を決定しました。


くまがやねっと 熊谷人物伝 上林寛さん <うちわ祭日程>
 山車・屋台の運行や年番送りなどは例年通り(変更の可能性あり)。露店は20日は出店せず、21、22日のみ出店します。
 埼玉県内に避難している被災者を21日の巡行祭に招待することを企画しています。
 巡行祭をご覧いただき、市内散策してもらうというもの。上林さんは、「大勢の方にお越しいただき、復興の支援をしたい。」と話されました。
熊谷うちわ祭 見どころ紹介
熊谷うちわ祭 公式ホームページ

くまがやねっと 熊谷人物伝 上林寛さん <うちわ祭に向けて>
 「本年の祭りは東日本大震災で起きた未曾有の辛苦を克服し、日本が元気よく復活するためにも、熊谷うちわ祭関係者一同、被災地の復興を祈願すると共に被災者への思いやりを失うことなく、熊谷うちわ祭を通して少しでも人々を勇気づけ力となるよう、熊谷から『元気、勇気、明日への希望』を発信することをテーマに掲げました。熊谷うちわ祭にお越しいただいた方々を始め関係者、すべての皆様に『故郷への思い』『家族への思い』『明日への想い』を感じて頂きながら、一年を過ごす心の支えを培う三日間となりますよう努めてまいります。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。」(上林寛さん)


取材日:2011年5月31日/取材記者:みいちゃん
バックナンバー


HOME Pageの上へ↑

みんなのコミュニティサイト「くまがやねっと」
Copyright© くまがやねっと. All rights reserved. サイトマップ お問い合せ くまがやねっととは?
運営会社:大和屋株式会社