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第122回 くまがやピンクリボンの会 2011年10月9日更新


くまがやピンクリボンの会
山田邦子氏と実行委員の面々


くまがやピンクリボンの会各地で講演会活動
熊谷市 男女共同参画総会での
ゲストスピーカーとして講演をする栗原和江代表
<くまがやピンクリボンの会とは>
 ピンクリボン(Pink ribbon)とは、乳がんの撲滅、検診の早期受診をおすすめするシンボルです。 代表の栗原さんは、「自らの体験が皆様のお役にたてれば」と、2008年5月に「くまがやピンクリボンの会」を立ち上げました。
 1980年代、アメリカの小さな町で、乳がんで死亡した女性の母親が、この女性の娘である実孫に、同じ悲しみを繰り返さないよう、願いを込めて手渡したものがピンク色のリボンだったことは発端と云われています。
 乳がんを正しく知り、考えるきっかけをこの町の住人に広めたのがこのリボンでした。その後、全世界的に広まりました。
 乳がんは日本人女性の16人に1人が患っています。特に近年は若い女性にも増えているといいます。
 現在、「くまがやピンクリボンの会」会員は125名です。その中で患者10数人、ほとんどの方が当会の趣旨に賛同してくださった一般市民の方、男性もたくさん入ってくださっています。
 活動のビジョンは「乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える」というもので、「いつ自分に起こるかわからない」、乳がんを自分の問題として意識してほしいというものです。
そして目的は検診率のアップです。

くまがやねっと くまがやピンクリボン連載コーナー
くまがやピンクリボンの会 代表・栗原和江
                 副代表・新井直美
                (2011.9月現在 会員数125名)


<第2回ピンクリボン・デーinくまがや>
パンフレット表面 ・ パンフレット裏面
日程 : 10月30日(日)
主催 : くまがやピンクリボンの会ピンクリボンデーinくまがや実行委員会
共催 : 熊谷市医師会、アズ熊谷
企画案 : 「ピンクリボンウオーク」&ハロウィン・子どもたちはスタンプラリー
       「ピンクリボン講演会」 日赤深谷病院 乳がん認定医山下先生
       アズ熊谷 アズホール(120名収容)
       「ピンクリボンミニライブ・駅コンサート」
       「乳がん検診車」 協力:財団法人埼玉県健康づくり事業団
参加費 : おとな 500円 こども100円(保険代含む)

参加者全員に企業協賛してくださった皆さまからのお土産を差し上げます。また、抽選で
◆ダイヤモンドネックレス(30万円相当・1名様)提供:兜ス松・くまがや小麦の会
◆ヒーリングネックレス 提供:潟pールギャラリー
◆「有機、元気、幸せの味」野菜セット 10名様 提供:ふかや農場
◆劇団ダウト第4回公演ご招待10名様 提供:劇団ダウト

お申込み : アズ熊谷6F事務所 048-523-1411
電子メール : kumagaya.pinkribbon@gmail.com
fax・申込み : 048-525-8665
       (ピンクリボンデーinくまがや・大久保実行委員長宅)
〒、住所、氏名、連絡先、参加希望(ウオーク参加、講演会参加、両方参加)を添えお申込みください。
後日、参加証ハガキを郵送いたします。
参加費は当日受付にて承ります!
(また、事前申し込みのほか、当日参加受付もOKです)
くまがやピンクリボンの会
昨年のピンクリボンデーinくまがやの
前日準備をする実行委員
<乳がん検診車>
財団法人埼玉県健康づくり事業団にご協力により、検診車による乳がん検診を抽選で10名様にプレゼントします!
ご希望の方は参加お申込み時に「乳がん検診希望」とお伝えください。
当選者には事前にお葉書をお送りします。

検診車は「大和屋株式会社 オーク北口駐車場」(くまがや館隣接地)に来ます!どなたでも見学できます。マンモグラフィ検査がどんなものなのか是非、見学なさってください!


くまがやピンクリボンの会
昨年のピンクリボンデーinくまがやから
「市街地をみんなでウオーク」
<自己検診について>
 月に一度の自己検診をおすすめします。
 生理前後1週間を目安として以下サイトにご紹介した図のようにやや力を込め実行してみてください。
 普段からご自分のおっぱいの状態を知っておくことは大切なことです。そのことで、普段と違うな、と気づきます。
 また、乳がんのしこりは「梅干しのタネ」程の独特の硬さと感触があります。
ご参考にしてみてください。
 おうちで簡単、自己検診のすすめ!

くまがやピンクリボンの会
昨年のピンクリボンデーinくまがやから
「ピンクのバルーンで飾られたスタート・ゴール」
<これからの目標・課題等>
タイトル 支え合う気持ちが、つながる元気に!
検診率50%を目指して!

 乳がんは数多くのがんの中でも唯一、自分で見つけられるがんです。ペイシェント(患者)は、外科的手術や化学療法(抗がん剤)を無事に終えても、再発や転移の心配から解放されるのに最低で5年。乳がんは十年戦争とも言われています。
 大抵のがんは手術をすれば治療は終わりと考えますが、乳がんは手術が治療のスタートと云われています。
 マンモグラフィーによる検診率は日本では23.8%に過ぎません。熊谷市の検診率はさらに低く、昨年度は13.8%でした。欧米諸国、アメリカでは81%、フランスでは88%と非常に検診率が高いです。アメリカでは8人に一人が乳がんに罹りますが、死亡率は減少傾向にあります。それは早期発見ができているからです。残念ながら日本は死亡率が上がっています。
 なぜ検診率を50%にしたいかというと、50%を境に死亡率が減るということが実証されているからです。こちらの地域同様、埼玉県北全体を50%台にあげて「日本で一番乳がん検診率の高いまち」にしたいと思っています。
 「乳がんは個人だけの問題ではありません。「ママが元気!」「妻が元気!」「母親が元気!」「娘が元気!」「パートナーが元気!」であることが周りのひとの幸せに繋がりますから。またこのリボンムーブメントが、「街」と「ひと」を繋ぐというコンセプトになればと思います。「ひとが元気」なら「街」が元気であると思います。そして、男性の方は大切なひとの笑顔を守ってあげてください!」


取材日:2011年9月3日/取材記者:みいちゃん
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