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熊谷人物伝 |
第132回 漫画家 いしかわえみさん |
2012年4月1日更新 |
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今回ご紹介するのは、熊谷市出身の漫画家・いしかわえみさんです。
2005年第56回 りぼん新人漫画賞佳作を受賞した「ライオンハート」でりぼんオリジナル8月号・デビュー。
2008年10月号『りぼん』(集英社)より、『絶叫学級』を連載中です。
最新刊 絶叫学級10巻 発売中 |

いしかわえみさん |
インタビュアー(以下N) : 漫画家になったきっかけは?
いしかわえみさん(以下いしかわさん) : 漫画が好きで小学生の頃から漠然と漫画家になりたいと思っていました。本格的に漫画家を目指したのは16歳頃。
高校2年生の時に『りぼん』に初投稿した作品で努力賞を受賞。編集者の方に作品を見ていただける賞をいただいて、添削を受けながら約3年間作品を描き続けました。
2005年に『ライオンハート』をりぼん新人漫画賞に応募したところ佳作受賞。それがデビュー作となりました。
N : 漫画を描く時、やりがいや注意していることは何ですか。
いしかわさん : ストーリー作ることとキャラクターを作ることです。 |
1話(30ページ)のストーリーを考えるのに一週間位、時には1ヶ月ほどかかることもあります。ストーリーが決まると3〜4日程度で原稿を仕上げます。
小学生を描くときに注意していることは、等身を低く、女の子があまり女性らしくなりすぎないように、男の子はまだガッチリしていないので丸みをおびているラインで描くようにしています。
N : 絶叫学級ってどんな漫画?
いしかわさん : 都市伝説や読者の入りやすいお話を元にしたオムニバス形式のホラー漫画です。
「お話を読んで怖がってほしいし、主人公の裏の顔をみて、自分にもこんな部分あるかも、と身近に感じてほしいです。」 |

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<いしかわえみさんの主な作品>
集英社りぼんマスコットコミックス『自殺ヘルパー』
(2008年9月)原作:吉成郁子
いじめに悩む主人公はお金を払えば自殺を手伝ってくれるという「自殺ヘルパー」に依頼をするが・・・。
集英社りぼんマスコットコミックス『絶叫学級』
1〜10巻以下続刊
恐怖の世界の案内人・黄泉(よみ)が、何気ない日常の中で、ぽっかり口を開けているもう一つの世界へあなたをいざないます。
集英社みらい文庫『絶叫学級』 3巻以下続刊
(いしかわえみ 原作・絵 桑野和明 著)
漫画絶叫学級をノベライズ。 |

いしかわさんが使っている道具 |
<目標>
「私の目標は名前を聞けばみんなが知っているような作家になることです。そのためにも、これからもいい作品を描き続けていきたいと思います。」
<作家を目指す方に一言>
「今の生活を楽しんでください。経験したこと全てが漫画に繋がります。『たくさんの見かたを出来る人』になってください。」
(いしかわえみさん) |
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