本因坊道吾(山下敬吾)に
井山裕太天元(写真左)が挑戦
本因坊戦を前に行われた子ども囲碁大会
鈴木英全院主さま |
<子ども囲碁教室普及に14年!>
囲碁は一言で言えば『陣取りゲーム』。子どもから大人まで幅広く楽しめます。
埼玉県囲碁界の指導的立場である新井さんはいち早く子どもの教育に囲碁を取り入れたいと考え、1998年から熊谷市の公民館を利用して「子ども囲碁教室」を始めました。
「囲碁は考える力と集中力が身に付きます。さらに重んじられるのは礼儀。勝った時も負けた時も、相手を思いやる気持ちであいさつをすることを徹底しています」。
人と対戦しながらじっくり考え、相手の心まで読む囲碁は、相手に押されていてもじっと我慢する忍耐力も必要。囲碁は様々な面から教育効果が期待でき、人間形成の一助になります。だからこそ、子どもたちに触れて楽しんでもらいたいのです。
毎年12月23日(祝)に開催している『くまがや囲碁まつり』は今年で14回目になります。
少し前に子どもたちの間で人気を博したマンガ「ヒカルの碁」がありましたが、日本棋院では小中学校にプロ棋士を派遣し体験教室を開いています。 これまでに熊谷南小、東小で行われた他、今年度は佐谷田小、大幡小、妻沼南小、妻沼小、星宮小、吉岡小、石原小で実施されます。
右脳を使う頭のスポーツとして最適の囲碁が、これを機にますます普及し教育と健康の一助になるといいと思います。
<鈴木英全院主さまより一言>
「囲碁界の最も歴史のあるタイトル戦が歓喜院で行われ光栄の限りです。多くの人に彫刻を見て頂きたいと思います。」 |