こんにちはステンドグラス工房シリウスです。
梅雨の季節もそろそろ終わりに近づいていますね。
又ジリジリとした暑い季節がやってきます。日本の夏は特に
湿気が多くて大変です。最近は亜熱帯化してしまい、赤道あたり
の国と何ら変わりがないような気さえしてきます。
さて「光のおはなし」です。
今回は「こだわり」について書きたいと思います。
生徒さんが作品を作るとき、必ず自分の中に表現したいものがあります。
いろいろテーマを探す一方で、愛すべきものにこだわり
ひとつのテーマで作品を作り続ける人がいます。
かめの好きな人がカメのパネル、カメの鏡、カメのランプと続けて作ったり
犬の好きな人が愛犬の犬種にこだわり、パネルに始まり、雑貨に至るまで沢山のものを作ったりします。又、ギター、くま、大好きな花など
人により、又違った心の中の愛すべきものたちを生み出してゆきます。
そして、その輝かしい作品たちが照明の光を通して、日の光に照らされ、
命を吹き込まれてゆくのです。
作品たちは心の分身です。そして制作は愛情表現です。
ですから出来上がった作品に常に私たちは圧倒させられます。
作品一つ一つにその人の限りない想いが込められているのです。
ステンドグラスの放つ美しい光について、季節に触れ、
又脱線しながら出稿してきました。
そして一応ひとくぎりと言う事で今回が最終稿になりました。
何の脈絡もない「光のおはなし」でしたが、お付き合い頂いた皆様に
本当に感謝いたします。
ステンドグラス工房シリウス 小澤則明 |