|
けい子ちゃんがかよっている、ようちえんは、はたけにかこまれた、さくらようちえんです。
チューリップぐみの、文子先生が、けい子ちゃんたち8人のえんじをつれて、のうどうをさんぽ中です。
文子先生の手をひっぱっていくもの。おしりをおすもの。
みちばたのたんぽぽやすみれをつむもの。
先へはしっていって、
「はやく、はやく!」と、よぶもの。
それは、げんきのいいえんじたちです。
文子先生がえんじたちと歩いていく先にはむぎばたけがありました。
なの花ばたけもありました。
やがて、むらさきいろの花がいっぱいさいているれんげの花ばたけがありました。
「さあ、ここであそびましょう。」
と、文子先生がいいました。
「きれいにさいたれんげの花ばたけであそぶと、れんげの花ばたけのおうちの人に、しかられるよ。」
けい子ちゃんがいいました。
「そうよ。」
「そうだよ。」
みんなが、しんぱいしていいました。
「だいじょうぶよ。」
と、けい子先生がいいました。
「どうして?」
「どうして?」
みんながさわぎました。 |